帰りは寝台特急で

いよいよ旅行も終わり。往路は飛行機で一気に愛媛入りしましたが、復路は寝台特急でのんびりと。

高松駅に停車中のサンライズ。

客室(A寝台・シングルデラックス)

今回は奮発してA寝台・シングルデラックスです。広い!

前回利用したB寝台・ソロは部屋の面積がほぼベッド分(しかも寝返りもうてない幅)だけしかなく、鞄を置くスペースにすら困ったのですが、それとはえらい違いです。ベッドに加えデスクと洗面台があります。洗面台にはコンセントもあり、スマホなどの充電ができます。

窓側から撮影。正面にデスク、右手に洗面台、左手に出入口。列車の中で一人で占有できるスペースとしてはかなり広いです。

洗面台側から。窓側の壁が列車の外形と同じように湾曲していることが判ります。

シャワー

北斗星のA寝台では個室の中にシャワールームがありましたが、サンライズには個別のシャワーはありません。しかしシングルデラックス乗客用だけの共用シャワーがあります。シングルデラックスは1編成(サンライズ瀬戸)に6室しかありませんので、B寝台用のシャワーより競争率はずっと低いのです。ですから、B寝台用シャワーは車掌に申し出て予約する必要があるのに対して、A寝台用シャワーは『適当に見計らって行く』ことになります。またB寝台乗客はシャワー利用に必要なシャワーカードや入浴グッズが別売りですが、A寝台では寝台料金に含まれていて、車内改札時に上の写真のようなカード+入浴グッズセットが配布されます。

シャワールームにはちゃんと脱衣所があって(北斗星A寝台は個室ごとにシャワーがあるかわり独立した脱衣所はないんですよね)、大きな鏡とドライヤー、シャワーカードリーダーなどが備え付けられています。
面白いのは『シャワー室洗浄ボタン』。押すと一定時間、天井の噴射口から強い勢いで水が噴き出して室内の汚れを落とす仕掛けになっています。

シャワー室。カード1枚でシャワーは6分間使えます。これはシャワー室の利用時間ではなく、水・湯がでている時間の合計です。初期方向正面右手のデジタル数字は残り時間を表しています。

その他車内設備

通路は狭いです。まぁひんぱんに人が行き来するわけではありませんが。

サンライズにはこの自販機とシャワーセット以外、車内販売はワゴン式も売店式もありません。自販機も種類は少なく割高なので、飲料・食糧は乗車前に自分で用意しておくことをオススメします。僕は高松駅の近くにスーパーでいろいろ買い込んでいきました…。

A寝台以外には室内に洗面台がないので、当然共用の洗面台もあります。

一編成に2箇所あるミニロビー。最大2人部屋までしかありませんので、グループ旅行の場合はお喋りできるのはここしかありません。

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