津軽海峡冬景色歌碑 をすぎて、さらに 国道339号線 にそってすこし歩いていきます。
まぁ車のほとんど通らない道なんですが…
この国道339号線には、全国でもここだけという特徴があります。
その特徴とは、なんと…
途中から階段になってしまうのです。
車道のわき、上の写真の看板の向こうに下り階段があるのですが、この階段こそがここまで歩いてきた国道339号線の続きです。
写真の左の方へも道は延びていますが、こちらは国道ではなく、少し進んだところで行き止まりです。
例によって階段国道を『歩いてみる』ことにしました。
入口はここ。周囲には、東京地方では8月には珍しい、あじさいが咲いています。
ちょっと見ただけでもかなりの長さの階段が続いていることが判りますが、入口脇にあった案内板によると全長388.2m、362段、標高差70mだそうです。
最初のうちは両側を木で遮られ周囲の様子がよく見えません。ひたすらまっすぐ下っていきます。
中ほどを過ぎると視界が開けてきます。国道だけにちゃんとこのような標識もあります。
正面に見える、4つ山が並んでいるのが 帯島、その手前が 竜飛漁港 です。
階段の一番下まで降りてきました。この階段国道を紹介するときによく使われるのはこの眺めですね。
これですぐ車道へ接続するかというと、実はそうなっていません。
民家の裏の細い路地ですが、この赤いタイルの道は国道の続きです。
民家の隙間をクネクネと曲がっていくとようやく再び車道へ出られるのですが…
ずいぶん変わった国道があるんですね…。
データ
Webサイト | 青森県観光連盟サイト内、階段国道の紹介ページ |
地図 | 階段国道 |
見学時間 | 見学(通行)自由 |
入場料 | 無料 |
備考 | し照明が少ないので夜間は注意 冬期は除雪が行われないらしいので転倒注意! |