日本科学未来館『忍者ってナンジャ』展

お台場の日本科学未来館で開催中の【忍者ってナンジャ】展に行ってきました。

入口はこんな感じ。
入ってすぐのムービーは『老師』から呼吸法などを伝授されるという内容。撮影禁止だったのですが、老師の声が大ベテラン声優・飯塚昭三さんだったような気が…妙に軽いノリだったんですが。

忍びの修行その1、抜き足差し足で歩く練習。床下に感圧センサーかなにかが設置されていて、一定以上の急激な変化があると警報が鳴るという仕掛け。警報を鳴らさずに渡りきれば成功。
…ってこれ、大人は不利だよね??

ジャンプの修行。10cm、30cm、60cmだったかな、だんだん飛ばなければいけない高さが増していきます。助走なしで60cmなんて飛べないよ!
忍者は成長の速い植物の上を毎日飛び越すことで脚力を鍛えたとのこと。それにちなんでセンサーの柱にひまわりのイラストが描かれています。

手裏剣の修行。単に的に投げ当てるだけです。

手裏剣はゴム製なので刺さりません。全弾命中しても景品はでません(笑

『なんば歩き』という、忍者の歩き方の説明。長時間歩いても疲労が少ないのだそうです。

手裏剣など忍者道具いろいろ。

兵糧丸という、忍者の携行食糧。モチ米や氷砂糖、長芋などのカロリー源となる材料と、血行促進作用のあるシナモンや疲労回復作用のある蓮肉、朝鮮人参など薬効のある材料を混ぜて固めたもの。あまり美味しくはなさそうですが。

忍者が様々な扮装で諸国を旅したということを表した顔出しパネル。しかし中央の虚無僧、そこに顔がでちゃだめだろ…

ヒモの結び方でメッセージを残すという暗号。
解説文の下にクイズがあって、すべて正解すると最後にのろしを上げられるというオマケつき。ものすごく簡単ですが。

ニンジャ大滝。人のポーズを検出して画面上に特殊効果(分身したり手裏剣が飛んだり巨大化したり)というもの。

九字の印。指がどうなっているのだかよく判らないものもいくつか…。

なんだかんだでニンジャ認定証を貰えました。
…先のゲームやクイズの成績に関係なく、会場を出るときに必ず貰えるのですが(というか箱の中から勝手に持っていく)。

博物館カフェで『忍び焼き』180円。
まぁ容易に予想できるでしょうが人形焼きです。


午前中で仕事から上がれる日に行ったのですが、平日午後早い時間とはいえ哀しいほどガラガラ…。
まぁ祭の屋台ゲームのような『体験』ばかりが目立ち(しかも1つ1つが場所を取っていて会場床面積の割に数が少ない)科学的な解説が手薄な印象。ゲームとしてはまぁ楽しめるとしても、博物館の企画展示としてはちょっと物足りない内容でした。上野のトーハクやカハクの特別展と較べて情報量は半分以下という感じです。セットもベニヤ板の無塗装の面が見えているなど安っぽいし。

企画展より、ドームシアターで見た【9次元から来た男】が面白かったな…。

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