国立新美術館【ダリ】展

国立新美術館で開催中のダリ展に行ってきました。
若い頃の風景画や人物画、シュルレアリスム、短編映画やディズニーとのコラボアニメ、演劇のための衣装デザイン、宝石のデザインなど様々な媒体での様々な作風の作品を一気に観られる面白い展覧会でした。

特に印象が強かったのが短編映画『アンダルシアの犬』。15分ほどの短編映画です。シュルレアリスムの傑作と言われているそうですが…剃刀で眼球を切り裂かれる女性・地面に転がった切断された右腕・手のひらの穴から這い出す無数のアリ・男が引きずる2台のグランドピアノに縛り付けられたロバの死体など、不穏で脈絡のない場面が続いて…

だめだ、まったく意味が判らん(笑

写真は『メイ・ウエストの部屋』という作品で、スペインのダリ劇場博物館にあるものの再現だそうです。

右手の壁に絵画が2枚、焚口の二つある暖炉に、赤いソファのおかれた何の変哲もない部屋ですが、ある驚くべき仕掛けが…

って、左手から観たら人の顔になるってバレバレですけどね。
メイ・ウエストとはその顔のモデルとなった女優の名だそうです。

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