パルコミュージアム【ラジカセ】展

池袋のパルコミュージアムで開催中の【ラジカセ展】に行ってきました。古いラジカセが多数…

エントランスには大きなラジカセの絵。
いまはこういうゴツいタイプのはあまり見ませんね。

最初はスタンダードのコーナー。
初期のモデルが並んでいます。

日本初のラジカセといわれる、AIWAのTPR-11。
カセットテープドライブとAM・FM・SWのラジオ3波が受信できます。

東芝のRG-221F。テープの再生・早送り・巻き戻しなどをレバーで操作するのはカセットテープ用のプレイヤーでは珍しいですが、もっと古いオープンリールデッキではむしろ主流でした。

女性向けの可愛らしいデザインの機種。

製造会社も不明なUFO-SOUND。
いつ頃の製品なんでしょう?こんな特異な形状ならそれなりに話題になるでしょうから、僕が物心ついたより後の機種なら何らかの記憶が残っていてもよさそうなのですが、まったく知りません。

大型化するモデル。スピーカの口径が大きい方が音質がいい、というのはありましたね。

日本マランツのCRS-5800。アナログレコードのプレイヤーがついているという衝撃のタイプ。

SHARPのVZ-V2。これもアナログレコードプレイヤーがついています。しかもA面/B面を自動的に連続演奏できるという代物。
…なんて書いても若い人は何がすごいか判らないんだろうな…。

SANYOのT4100。小さい白黒ですがテレビもついています。

SANYOのKBX-7。キーボード付きという、これまた衝撃のモデル。触るのはNGだったので確認できませんでしたが、キーボード部分が取り外せそうな感じです。

右の方に並んでいるボタンでコードやリズムの演奏ができるようです。
左端にカセットテープを入れる部分、その隣にラジオのチューナらしきものがみえますが、ここまでくる『ラジカセってなんだっけ?』と思ってしまいます。

著名人のコレクションやラジカセをネタにした作品など。

ラジオスタジオをイメージしたコーナー。ラジカセ全盛期はラジオ番組の全盛期でもありました…。

カセットテープラベルコレクション。カセットテープという形態で音楽ソフトが販売されていたと、いまの若い人は(以下略

SONYのHF-90というテープ、僕も何本も使いました…

昔のラジオ放送の試聴コーナー。若い頃のみのもんたさんや、野沢那智さん・白石冬美さんなど当時人気のあったラジオパーソナリティ(というか野沢さんと白石さんは人気声優さんですね)の放送が聴けます。

ラジカセの中身。僕が工学系に進んだのは、子供の頃に壊れたラジカセを分解してこんなものを見ていたのが原因かも…。

見学者がアンティークのラジカセに触れるコーナー。
セットされているカセットテープの内容を試聴することができます。

試聴用のテープには河合奈保子さんと…
途中で途切れたり、上から何か録音してしまっていたり、いまのデジタルメディアではあり得ないいろいろなこと、当時を知る人には懐かしいハプニングの記録が。

ラジオ放送のグッズなど。
当時は、人気番組終了に反対してデモ行進が行われた、などということもあったとか。

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