さて、一度東門前に戻って、今度は公園の北半分を回ってみます。
回遊式庭園として完成されている南半分とは異なり、北半分は地味ながら庭園という枠にとどまらないものが見られます。
東門のすぐ北にある【鴨引堀(かもひきぼり)】の【小覗(このぞき)】。
小屋…というか土盛り?なのですが、これはこの向こう側にある猟場にる鴨の様子を見るための場所。
よく見ると、この写真の中央にある木の板に直径数mmの小さな穴が開いています。
穴から覗いた様子。
この先の【群鴨池(ぐんおうち)】から続く【鴨引堀】の様子が見えます。
鴨はいませんが(苦笑)
群鴨池の方へ進んでいくと、毘沙門天が祀られた祠があります。
このあたりが栗林公園の北東端です。
なぜかキットカットなどのチョコレート菓子が供えられていたのですが…
毘沙門天は洋ものが好き…?
群鴨池の隣にある菖蒲園。
完全にシーズンオフです。まぁ3月では仕方ないか…。
藩政時代のものではなく、昭和40年代に作られました。
ってことは僕と同世代か…。
群鴨池を見渡せる場所にある【瞰鴨(かんおう)閣】。
池にやや張り出して建てられた石作りの小屋です。
瞰鴨閣からみた群鴨池。
…まぁ、鴨のシーズンは真冬ということで、いまは一羽も見えませんが…。
【北梅林】。
やっといまの季節が見頃な物に出会えました(苦笑
先ほどとは趣の違う群鴨池。
僕はこうやって木々の間から見る方が好み。
【栗林公園碑】。
北口の近くにあります。
公園碑のあたりから広場の脇を南下すると西湖のあたりにたどり着き、これで北半分も一周。
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展示館施設の開館時刻になったので、最後にそちらを回ってみます。
まず【商工奨励館】。
陳列室。香川県の特産品を展示されているようです。
商工奨励館内には売店や休憩室などもあります。
実演や特別展示が行われていることもあるそうです。
続いて、【讃岐民芸館】。
新民芸館、古民芸館、家具館、瓦館の4館に別れています。
【瓦館】。
鬼瓦など多数が展示されています。
これは【古民芸館】だったかな??
喫茶コーナーや土産物コーナーもあり。
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というわけで、非常に見応えのある庭園でした。
【栗林公園】
http://www.pref.kagawa.lg.jp/ritsurin/
開園時間:07:00~17:30
年中無休
入園料金:大人400円
見学所要時間:2時間~