珍鳥センター

龍河洞博物館を出ると、次はほぼ自動的に【珍鳥センター】に入ることになります。
入口前の大型ケージには孔雀が飼われています。
しばらく見ていましたが残念ながら羽を広げてはくれず。
入口には消毒薬が染みこませてあるマットが敷かれています。
口蹄疫だの鳥インフルだの、動物に感染させる恐れのある病気がいろいろ流行ってますからね…。


珍鳥センターの建物は2階建てで、
急斜面にあるため入口が2階部分のようです。
展示室は2階の1室のみ。大きな部屋の壁に沿って飼育ケースが並んでいます。
龍河洞・珍鳥センター・尾長鶏.jpg
入ってすぐ目に付くのがこの尾長鶏の飼育ケース。
その名の通り非常に長い尾を持った鶏ですが、立派な尾に育てるためにはこのように真っ直ぐ尾を垂らすことが出来る特殊なケースに入れる必要があるそうです。
ほとんど身動きが出来ない状態なのでちょっと可哀想な気もしますが…
龍河洞・珍鳥センター・七面鳥.jpg
こちらは七面鳥。
ここで飼われているのがほとんど鶏の一種なので、この七面鳥だけかなり異色。
龍河洞・珍鳥センター・白色烏骨鶏.jpg
白色烏骨鶏(うこっけい)。
真っ白だと鶏の一種という感じがしません。
龍河洞・珍鳥センター・黒色烏骨鶏.jpg
黒色烏骨鶏。
こちらは全身真っ黒。
でもカラスではなく鶏の一種なんですよね。
烏骨鶏は羽根が黒いだけではなく、
皮も肉も、内蔵や骨まで黒いのだそうです。
実は白色烏骨鶏も羽根が白いだけで羽根の下は黒い身体なのだとか。
へー。
龍河洞・珍鳥センター・黒色烏骨鶏の脚.jpg
もう一つ、烏骨鶏の特徴。
足の指が多い!
普通の鶏、というか鶏に限らずほとんどの鳥類の足は前向き3本+後ろ向き1本の合計4本指なのですが、烏骨鶏は後ろ向きに2~3本、合計5~6本の指があります。
肉が黒いこと・足の指が多いことから、不老不死につながると考えられたこともあるそうです。
肉や卵の味もよいことから普通の鶏肉や鶏卵より高値で取引されていますね。
どこで食べたんだっけ、烏骨鶏プリン…美味しかったなぁ。
~~
1階に下りると、そこはもう展示ではなく土産物店になっています。
…お茶をご馳走になりました。
残念ながら龍河洞のオリジナルグッズはまったくありません。
坂本龍馬のイラストのついたキーホルダーなど、高知一般のものばかり。
入洞前に案内所で絵葉書を買っておいて正解でした…。
龍河洞・珍鳥センター・外観.jpg
珍鳥センター全景。
~~
この時点で11時少し前。
土佐山田へ向かうバスは12:45までないので、それまで2時間もどうしようかと思っていたのですが…
僕以外にもバス待ちで途方に暮れている人がいたので、一緒にタクシーを呼ぶことにしました。
龍河洞~土佐山田間のタクシー料金は約2000円でした。
相乗りできたおかげで半額に。
土佐山田から11:17発の南風3号に乗車、高知駅まで戻ります。
2時間余裕が出来たので、予定よりあちこち観に行けるかも…?
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【珍鳥センター】
http://www.ryugadou.or.jp/04bird/bird.htm
開館時間:8:30~16:50 (3~11月)、8:30~16:20(12~2月)
休館日:無休
入館料:無料

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