うだつの家たばこ資料館(うだつの家)

バスツアーは終わったのですがまだ16時。
阿波池田駅から徒歩圏にある【うだつの家・たばこ資料館】へ。
…歩いているうちに、バスツアー中はかろうじて保っていた天気がとうとう崩れてしまいました…。


うだつの家・外観.jpg
駅からは5分ほどで到着。
このあたりはかつて刻み煙草の特産地だったそうです。
この建物は明治期の代表的なたばこ商家である真鍋家のもの。
その家屋と工場をそのまま資料館に改装したものです。
うだつの家・うだつ.jpg
『うだつ』とはこの写真にあるような、屋根の上にとりつけられた小さな壁のことです。
もともとは防火用だったらしいのですが、次第に装飾としての意味が増していき、
『立派なうだつが建てられる』=『経済力がある』
『高いうだつが建てられない』=『経済力がない』
ということから、『うだつが上がらない』という言葉ができたとされています。
~~
というわけで、中へ…。
って、アレ?
受付に誰もいないよ?
呼び鈴を押しても誰も出てこないよ?
勝手に入っちゃうよ?
いや有料施設なのでさすがにそれはマズイ。
何度も呼び鈴を押してようやく奧から人が出てきました。
『あ、見学します?』
商売っ気ないなぁ…。いや商売というわけでもないのか…?
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最初に見たのは中庭。
だんだん雨が酷くなってきたのが残念ですが…
うだつの家・かずら橋.jpg
先ほどホンモノを見てきた【かずら橋】がここにも!
無駄に再現度が高いです(笑
近くにはかずら橋製作過程の写真も飾られていました。
…でも、なぜここに作ろうと思ったのか謎ですな。
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中に戻って…
家の中を見学。
うだつの家・居室1.jpg
床の間、違い棚のある部屋。
大きな黒檀一枚板の棚だの、至るところに松竹梅の装飾だの、
贅沢で、でもちょっと趣味が悪いような…。
…左の絵はなんなんでしょう??
うだつの家・居室2.jpg
この部屋もいろいろ高そうなものが…。
庭の向こうの門は来客用で、この庭を通って家に通されたのだそうです。

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