高知城追手門近くにあるこの像は初代土佐藩主・山内一豊の騎馬姿。
NHK大河ドラマ『功名が辻』の主人公ですね。
この像があるのは追手門の脇から文学館の方へ進んだ場所です。
ではあらためて追手門より中へ。
入ってすぐのあたり、石垣の上の方に奇妙な出っ張りがあります。
これは城内に降った雨水を排水するための石の樋だそうです。
石垣が傷まないように大きく飛び出し、さらに真下にも敷石をして地面を保護しています。
降雨が多い高知県ならではの珍しいものです。
三ノ丸へ進む上り口付近、城主だった山内一豊よりずっと目立つ場所にあるのは板垣退助の像。
生まれが高知城下町なんですね。
有名な
『板垣死すとも自由は死せず』
の文句を刻んだ碑もあります。
こちらは山内一豊の妻の像。
大河ドラマなどでは『千代』とされていましたが、本名を示す確実な資料が残っていないそうです。
婚礼の持参金10両で名馬を買ったという有名なエピソードのイメージでしょうか?
三の丸の石垣。ここからまっすぐ天守閣の方に向かおうかとも思ったのですが、
それでは入場可能な時刻よりだいぶ早く天守閣前についてしまいます。
というわけで、追手門側から見ると本丸の裏側にある【梅の段】までぐるっと回ってみることにしました。
梅の段全景。
桜には早く梅には遅い時期…なのですが、何本かはまだ咲いています。
でもやはりちょっと盛りを過ぎた感が…。
2週間くらい早く来れば見事に咲いていたのでしょう…。
では梅の段側から二ノ丸へ上っていきます。
二の丸全景。
ここにはいくつかの櫓跡があります。礎石くらいしか残っていませんが。
奥に天守が見えています。
その手前にあるのは詰門。直接天守閣や本丸御殿とは接続していません。
二の丸と本丸の間の渡り廊下のようなものです。
というわけで天守閣前到着。
ちょうど入場開始時刻でした。