甲府城見学を終え、次は武田神社に向かいました。
武田神社は武田信玄の館、躑躅ヶ崎館跡に建てられたもので、武田信玄を祀っています。
武田神社までは、甲府駅北口バスターミナルから武田神社行きのバスで10分ほど。
平日は30分に1本程度ありますが、土日祝は本数が半減してしまうようです。
終点のバス停を降りた目の前に【神橋】。
神橋を渡って真っ直ぐに進めばすぐに【武田神社拝殿】。
手水場のデザインが武田家の家紋、四つ割菱!
拝殿参拝につづいて宝物殿を見学します。なぜか宝物殿の前にキティ?!
宝物殿受付で100名城スタンプゲット。
具足、刀、扇など武田家ゆかりの品がいくつも展示されていました。
目玉は有名な『疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山』、いわゆる『風林火山』の軍旗。
宝物庫内は撮影禁止だったので、外にあったポスターを。
有名な『風林火山』の軍旗です。実物はかなり大きなものでした。
字は薄れてしまっていますが、読める状態でした。
拝殿の近くにある【甲陽武能殿】。
武田氏の軍学書【甲陽軍艦】から名前をとられた能舞台です。
社務所の前にある【水琴窟】。
非常に音が小さいので、地面から突き出している竹筒に耳をつけて楽しむようになっています。
同じく社務所前にある【姫の井戸のお水】。
ここが武田氏館だった時代から残る井戸で、武田信玄に姫が誕生したときに産湯に使用された事からこう呼ばれるようになったそうです。
武田氏館で賓客をもてなす茶会にもこの井戸の水が使われたとされ、井戸の中から茶釜も発掘されているそうです。
この水を汲んで持ち帰っても良いとのこと。万病退散の御利益があるとか。
武田氏館の西曲輪跡…だと思います。
現在【武田神社】として拝殿などが並んでいるのは中曲輪・東曲輪と呼ばれていた部分。西曲輪は中曲輪と堀を隔てた部分で、写真の通り中曲輪・東曲輪とはまったく違う状態。
周囲を囲むように盛り上がっているのは土塁の跡でしょうか??
正面の土塁が切れている部分が北側の門跡だと思います。
というわけで一回り。これで武田神社の見学はおしまい。
サイト | 武田神社 |
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アクセス | JR甲府駅よりバス『武田神社』行または『積翠寺』行を利用、『武田神社』下車すぐ |
開館時間 | なし |
入場料 | なし |
見学所要時間 | 宝物館を除いて30分~ |
城内トイレ | 境内に1箇所 |
飲料自販機 | 境内にはないが、バス停周辺に売店などがある。 |