もう1本、アニメーション映画を観ました。
今年第1クールに放映されていたテレビアニメーション【輪廻のラグランジェ】特別版のイベント上映です。ヤマトに比べて知名度がずーーーーーーーっと低い作品ですが…
テレビシリーズは戦闘場面が脳天気すぎてツッコミどころだらけでしたが、
本作では緊迫した場面がまったくないため、それほど気になりませんでした。
脚本家が『女の子の他愛ない日常を描く』方が得意なんでしょう。
…テレビシリーズ第2期はかなり大風呂敷を広げているのに、人選ミスのような気もするんだけど…。
内容は、
テレビシリーズ最終話でばらばらに別れてしまった3人の女の子たちが、
地球に残った一人の誕生日をきっかけに交流を取り戻す…というもの。
…あ、これ完全ネタバレか。
まぁ、いかにも『番外編』な感じのほのぼのエピソードでした。
さて、ツッコミどころ。
他所の星に、当たり前のように日本の年賀ハガキが届いています。
しかも宛先が『レガリテ(←惑星の名前) ラフィンティ様(←女の子のうちの1人の名前)』
いやそれ、日本国内同士でもとどかねーよ!
つーかレガリテ星にも7桁の郵便番号が振られているのかよ!
他所の星からも当たり前のように地球に手紙が届きます。
しかも紙に手書き。もっとSF的に、立体映像がでる装置とか使えないのかよ!
いかにも女の子っぽい字だったんですが、あれはキャストの人が自分で書いたのかな…。
駄目トリオの連中、完全に馴染んでます。喫茶店をやっているヒロインの家の手伝いをしています。
そして宇宙の大商業地では、まさかの鴨川推し。
カモガワエキスポなるイベントで、『地球で一番お洒落な街』としてカモガワが紹介されています。
うーん、現実世界でも鴨川の観光協会だかなんだかがこの作品に口出ししてるのよね…。
たぶん、劇中に登場した『観光スポット』は実際に現地に存在するんでしょう。
もういっそ鴨川エナジーをホントに作って売った方がいいんじゃね?
まぁ、なんだかんだで意外に楽しめた…かな。