伊賀流忍者博物館
伊賀流忍者屋敷
上野公園内にある、伊賀流忍者博物館へやってきました。
まずは伊賀流忍者屋敷。
一見、普通の(昔の)農家のように見えますが…
見学者は、まず広めの部屋に通されます。
すると突然、説明役の忍者が壁の中から登場!
どんでん返しだと判っていても、一瞬の早業に驚かされます。
こんなところにも隠し部屋が!
廊下の先にもどんでん返し!
建物の中は仕掛けだらけです。
それぞれの仕掛けの構造や原理は金沢の忍者寺とも共通するのですが、こちらの方が語り口が軽妙で家族向けな感じです。
忍者体験館
忍者屋敷の隠し通路から続く地下は忍者体験館という博物館になっています。
様々な忍者道具の展示があります。
忍者の万能ナイフ『苦無』、縄ばしご『登器』、『水蜘蛛』など忍者道具として有名なものが並んでいます。いちばん奥にある折れ曲がった棒は『くろろ鍵』といって土蔵の錠前を開ける道具です。
…ちなみに『水蜘蛛』は、よく言われる『水の上を歩く道具』ではなく『泥の上を歩く』ためのものだそうです。
仕込み杖や忍者装束など。
忍者伝承館
こちらは別棟の忍者伝承館(チケットは忍者屋敷・忍者体験館と共通)。こちらは主に忍法についての科学的な解説があります。
忍者の使った秘密文字。
一番下はクイズ。読めますか…?
ステージ
忍者博物館の最後に忍者ショーを観ました。これは博物館とは別料金ですが、オススメ!よくあるチャンバラショーではなく、本当に切れる刀や手裏剣による実演が観られます。
このショーだけは撮影禁止だったので写真はありません。
これはショーの後に行われた手裏剣体験大会の様子です。さらに別料金のためかそれほど混雑せず。
僕もやってみました。ショー中の説明では『本物の手裏剣は1枚200gくらいある』と言われていたのですが、これはそれよりずっと軽いです。
…実は前の写真で的の下に刺さっているのが僕が投げた手裏剣です。5枚投げて最後の1枚がようやく板に刺さっただけ。
僕の順番までに、6人が合計30枚投げていますが、的に命中させた人はゼロ。板に刺さった人さえご覧の通り。けっこう難しいです。
その他上野公園のいろいろ
この変わった形の建物は俳聖殿といいます。松尾芭蕉の西端300年を記念して昭和17年(1942年)に建てられたものです。1階が8角形、2階が円形という変わった形状で、松尾芭蕉の旅姿を表しているのだそうです。2階の屋根が旅笠、2階が顔、1階屋根が蓑・衣、1階が脚だそうで…。
内部には芭蕉の等身大伊賀焼の座像が安置されているのだそうです。
こちらは芭蕉翁記念館。松尾芭蕉に関する展示のある資料館です。
芭蕉の筆による掛け軸などがありました。
上野公園内にはしっかりした食堂もありました。
今回は近くを通り過ぎただけなのですが、看板に書いてあった『忍ジャーエール』だけはちょっと気になります(まぁジンジャーエールだと思いますが…)
これにて今回の旅行のすべての見学予定地をまわりました。
あとは帰るだけです。
データ
※上野公園は入場自由
※トイレ、飲料自販機は公園内数カ所にあり
上野城(伊賀文化産業城)
Webサイト | 伊賀上野城公式 |
開館時間 | 09:00~17:00 |
休館日 | 年末 |
入館料 | 600円 |
伊賀流忍者博物館
Webサイト | 伊賀流忍者博物館公式 |
開館時間 | 09:00~17:00 |
休館日 | 年末年始 |
入館料 | 800円 忍者ショー500円 |
コメント