竜宮洞穴からさらに15分ほど歩いて、
【富岳風穴】到着。
竜宮洞穴が遊歩道からも数十m外れた樹海の中にあるのに対して、富岳風穴はコウモリ穴と同様に広い駐車場と土産物店などがあり、観光スポットとして整備されています。
ゲートで入場料を払って出発。
富岳風穴に降りていく階段。
この階段の中ほどで気温が変わってビックリ。風もないまま突然冷蔵庫内のような冷気に変わるのです。
大きなすり鉢状の縦穴から狭い洞穴に入ってすぐの通路。
洞内の気温は年間を通じて3℃程度。
かなり寒いです。
通路横に広がる氷の池。
この奥に支洞が続いているのだそうですがそちらは立ち入り禁止。
このあたりは手すりと通路がちゃんと整備されていますが、手すりはずっと握っていると手がしびれてくるほど冷たいです。
富岳風穴の奥にある天然の冷蔵庫。
洞内気温が年間を通じて3℃前後なので、ホントに冷蔵庫と同じです。
『天然の冷蔵庫』に補完されている繭玉。
低温で生きたまま成長（羽化）を抑制して保存できるのだそうです。
繭の他、植物の種子などの保存にも使われていたそうです。
富岳風穴の最奥。岩にヒカリゴケが付着しています。
ヒカリゴケは正式名称を珪酸華といい、青白く光るのだそうですが…写真だとよく判りませんね…。
冷蔵庫の横、ラバープール。
溶岩が池のように溜まっていた場所が冷えてそのまま固まったもの。
富岳洞穴の公開範囲は1本道なので、今来た道を引き返して入口まで戻ってきました。
洞穴から出たらメガネがあっというまに曇ってしまいました…。
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コウモリ穴よりは中が広く、入ってすぐのあたりでちょっとかがまなくては通れない場所がある以外は歩きやすいです。天然冷蔵庫としての展示もあり楽しめました。
洞内は気温が低いです。といっても中に長時間いるわけでもないと思うので（10分で最奥まで往復できます）、よほど寒さに弱い人でない限りわざわざ上着を用意する必要は無いでしょう。
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【富岳風穴】
http://www.mtfuji-cave.com/contents/wind_cave/
河口湖駅より路線バスで約30分、『風穴』下車すぐ
見学時間：09:00～17:30
入場料：290円
標準見学時間：15分
