再び自転車で、山以外の遺構をまわっていきます。
大石屋敷跡
行きは素通りしてしまいましたが、井筒屋と駐車場の道半ばに大石屋敷跡があります。『忠臣蔵』で有名な大石内蔵助良雄の祖父・良欽と父・良勝の屋敷跡だそうです。
大石家が使えた浅野家は、赤穂に転封する前は笠間藩主でした。浅野家が赤穂へ転封となった際、大石家もともに赤穂に移ったのです。ちなみに有名な赤穂四十七士の中には笠間藩時代からの家臣も多くいますが、大石内蔵助は赤穂に移ってからの生まれです。
写真は逆光になってしまって判りにくいですが大石内蔵助良雄の像です。しかも打ち入り装束のようです。
八幡台櫓
井筒屋前から北へ600mほど進むと真浄寺。車道に沿って水平移動なので楽です。
奥には笠間城の八幡台櫓が移築現存しています。
八幡台櫓
笠間城天守もこれとほぼ同一構造だったとのこと。
本丸の八幡台櫓跡にしろ天守台にしろ、この大きさの建物がのるのかな…?もっと小さかったような印象が…(人間の感覚はいい加減なモノですが)
なお、中の見学はできないようです。
坂尾の土塁
真浄寺からさらに1kmほど、笠間城のある佐白山の北側、国道50号から脇道に入ったところには、坂尾の土塁があります。『くいちがい虎口』と呼ばれる構造です。
左奥の駐車場の看板には『坂尾の土塁駐車場』と書かれているのですが、見学者用なのか単に場所名として『坂尾の土塁』としているのかよく判りません。またこの先は行き止まりなので、車で行こうとしている人は注意して下さい。
以上で、笠間城および周辺の見学は終了。
井筒屋で一服
電車の時間まで少々余裕があったので(逆に言うと電車がまばらにしかないということ)、井筒屋で一休みすることにしました。ティーセット700円、茨城県産で皇室献上茶にもなった『古内茶』という茶葉だそうです。
井筒屋の近くにインド料理店を発見したのですが、自転車を返す期限がインド料理店夜の部の開店時刻だったので断念…Orz
データ
笠間城
Webサイト | 笠間市サイトによる笠間城の紹介 |
地図 | 笠間城跡 真浄寺(八幡台櫓) 坂尾の土塁 |
アクセス | JR水戸線【笠間】駅より佐志能神社(天守跡)まで徒歩1時間 麓の駐車場から佐志能神社まで徒歩30分 |
続100名城スタンプ | 井筒屋 |
営業時間 | 見学随時 |
入場料 | 無料 |
見学所要時間 | 麓の駐車場を起点として1時間~ |
駐車場 | あり(ただし台風のため現在は小さな臨時駐車場しかない) |
城内トイレ | なし |
飲料自販機 | なし |
かさま歴史交流館 井筒屋
Webサイト | 笠間氏による井筒屋の紹介 |
地図 | かさま歴史交流館 井筒屋 |
営業時間 | 09:00-22:00 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
入場料 | 無料(展示室も無料、会議室は有料) |
備考 | 続100名城スタンプ設置場所 駐車場、喫茶コーナーあり |
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