13時過ぎに甲府城へ。
JR甲府駅の南口から歩いて数分程度のところにあります。
甲府城は武田氏の城ではなく、武田氏が滅亡してからずっと後、豊臣秀吉の名により築城されたものです。関ヶ原の戦い以降は徳川家のものになり、そのまま幕末まで存続しました。
現在は本丸など中心部が舞鶴城公園として保存されています。
駅に一番近い入口が【内松陰門】。
裏口っぽいかなぁ…
ここを吐いて階段を上っていくと、
【銅門(あかがねもん)跡】
門自体は残っていませんが、礎石が見られます。
銅門をはいるともう【本丸】。
そして奥には【天守台】。
残念ながら建物は一切残っていません。
天守については存在したという証拠さえ残っていないそうです。
天守台にも上れます。
上から見てた形が長方形ではないですね。
天守台から見下ろした本丸。
続いて本丸を出て本丸北側の【稲荷曲輪】へ。
稲荷曲輪の隅には、【稲荷櫓】があります。
江戸時代には武器庫として使われていた建物ということですが、これは現存ではなく平成になってからの復元建築だそうです。
稲荷櫓の石垣にある線刻画。
大阪城の石垣にあるこのような記号は各大名が自分の運んだ石であることを示すために入れたとされていますが、ここのものは作業の安全を祈願する『おまじない』と考えられているそうです。
稲荷櫓の中はちょっとした展示室になっています。
入場無料です。100名城スタンプもここ。
稲荷櫓2階にもいろいろ展示されています。
稲荷櫓2階の中央には、かつての甲府城の姿を現した模型があります。
ここまで通ってきた道を模型で確認すると面白いです。
本丸の周りをぐるっとまわって【稲荷曲輪門】。
稲荷曲輪門を出ると【鍛冶曲輪】。いまはなにも建築物などは残っていません。
写真奥左手に【石切場】があります。
鍛冶曲輪から外に出る【遊亀橋】。
水堀。
さらに回って【坂下門跡】。
こちらが正門になるのかな。
坂下門を入ってすぐの所にある【武徳殿】。
このあたりが二の丸です。武徳殿の脇を向こうへ抜けると、先ほど入ってきた内松陰門のすぐ内側に出ます。というわけで、これで本丸の周りをほぼ一周したことになります。
再び本丸へ、先ほどとは違うルートで登ってみます。
ここは【中の門跡】付近。
中の門跡の礎石。
本丸の入口にあたる【鉄門】。復元建築です。
鉄門の2階部分には入れます。復元工事についての解説パネルなどがありました。
サイト | 甲府市による甲府城の紹介 |
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アクセス | JR甲府駅より |
開館時間 | 公園部分は常時開放 山手御門内部見学は09:00~17:00 |
休館日 | 公園部分は常時開放 山手御門内部見学は月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始 |
入場料 | なし |
見学所要時間 | 1時間~ |
城内トイレ | なし |
飲料自販機 | なし |