根古谷の館
ガイドマップの順路に従って一度城から離れ、城の南側にある【根古谷の館】前(散策マップ14)から城山全体を見ています。この位置は本佐倉城の外郭のひとつ、向根小屋の北端にあたります。
かつては内郭部との間、初期方向やや左寄りの水田に中池(水源)と弁天神社があったそうです。
根古谷の館前には大きな本佐倉城鳥瞰図が設置されています。
鳥瞰図のアップ。
図の上方向が真北ではないし、この看板の位置から城址を正面に見る方向でもないし…なんでこの向きで書いたんだろう?むしろ駐車場にあった図の方がこの位置から見る風景にあってる気が…。
水の手~セッテイ空堀
再び城へ。妙見神社前から西に向かいます。
写真初期方向左手は水の手(散策マップ15)。
窪地になっていて城の水源の1つと考えられているそうです。
現在は私有地なので立ち入り禁止です。台風の影響かかなり荒れているようです。
ガイド地図通りだとこの堀切を抜けてセッテイ空堀に入るようになっているのですが…これ進んで大丈夫なのか…?
多数の竹が折れたり倒れたりなかなか酷い状態です。これも台風の影響だと思いますが…
セッテイ空堀(散策マップ16)に入りました。
ここは城内でもっとも規模の大きい空堀で、初期方向右手のセッテイ山との高低差は最大16mもあるそうです。
…ここも折れた竹や木の枝が散乱しなかなか酷い状態です。谷底のためか、この日は朝から晴れていたにもかかわらず足下は泥濘んでいます。
セッテイ虎口(散策マップ17)。
ガイド地図の通りだとここからセッテイ山(人質郭、または接待郭とされるそうです)へ登れるのですが、台風の影響で倒木(正面にも1本…)や崩れた箇所があるらしく通行止めになっていました。
仕方がないのでセッテイ空堀にもどり、そのまま北側へ進んで東光寺ビョウ西端に抜けました。
残念ながら2019年12月現在、ガイド地図のポイント18~20は見学できない状態です。先述したとおり倉跡から倉跡・セッテイ間空堀へ下りる階段も通行止めになっており、南奥虎口から回ることも出来ないようです。
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