西武渋谷店にて開催中の 宇宙戦艦ヤマト 全記録展 を観に朝から外出しました。

10時少し前に渋谷駅に到着したのですが、急に雪が強くなってきました。もう3月も後半だというのに…。おまけに『井の頭線は運転見合わせです』という放送が聞こえてきます。今日出かけてきて大丈夫だったんだろうか、『昼には止む』と天気予報で言っていたので油断しました…。
実はチケットを持っていなかったので、まずローソンを探して(チケットはLoppiでしか変えないと聞いていたので)ウロウロ。渋谷駅前、意外にローソンがありません。チケットを入手するだけで20分以上消費(苦笑)。

ようやく渋谷西武A館7F、展示会場に到着。…って会場でもチケット売ってる…?雪の中をさまよった20分は…。
7階会場
ま、無事についたのだからいいか、と中へ。平日の開場まもなくの時刻なので空いています。

ボロボロの姿で沈黙する戦艦ヤマトの残骸。しかし実は、その中で宇宙戦艦が目覚めの時を待っている…という場面。壁丸ごとの大型イラスト。
一番最初のコーナーは、企画段階での設定資料など。

ヤマトそのもののデザイン案でしょうか。左上のものは比較的決定版に近いですが、右上は岩石宇宙船でしょうか?船というより、もっと大きいものに見えます。後で完結編のウルクにつながっていくアイディアかもしれません。右下は…腕が生えてますね。劇場版で没になったモビルアーマーにこんな奴いませんでしたっけ。そしてどことなくブラックタイガーとも似ています。

こちらはキャラクターデザインの原案のようです。上段右の佐渡先生はアニメとほぼ同じですが、下段右の島大介と中央のデスラーがロン毛です。上段左の徳川機関長は眼鏡をかけ、アニメより髭が多くかなり印象が違います。
さらに注目したいのは上段中央。真田技師長の名前が『真田佐助』になっています。アニメでは『真田志郎』と名前が変更されていますね。そしてスキンヘッドで、アニメに比べると強面ですね。
そして下段左端には『キャプテン・ハーロック』の名前が。
実は『真田佐助』『キャプテン・ハーロック』は、石津嵐氏の手による小説版『宇宙戦艦ヤマト』には登場します。この小説版にはアニメでは没になった企画段階のアイディアを多く採用しているらしく、『ガミラスの攻撃により滅亡の危機に瀕した地球を救うため、宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルに向かう』という大筋は同じものの、アニメとはまったく違う物語が展開されます。僕も子供の頃図書館で見つけて、『なんじゃこりゃ?』と思いながら読んだ記憶が…。

みんな大好き、メカの内部構造!当時は子供向けの雑誌などでイラストレーターが勝手に内部構造を描くこともあったようですが、ヤマトではちゃんと詳細な設定画として存在していたことが判ります。
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はい、きました大型模型!迫力があります。初期シリーズのデザインに基づいた模型のようです。

左舷側は内部構造がみえるカットモデルになっています。例によってナンチャッテ3D写真化。

劇中で使われた効果音を視聴できるコーナー。主砲発射音、波動砲発射音、館内警報音、アナライザーの動作音など8種類の音をボタン操作で自由に聞くことが出来ます。
ヤマトは効果音も名作揃いだと思います。特に宇宙戦艦の発砲音はヤマト以上の迫力のある音を聞いたことがありません。
誰かがボタンを操作して音が流れ始めると、近くにいた見学者がみんな足を止めて聞き入ってしまうと言う…。
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7階会場の最後は記念写真が撮れるコーナー。沖田艦長と、古代・雪の2カ所ありました。近くにいた案内係の人にお願いして、両方で写真を撮ってもらいました(もちろん僕が写っている写真は非公開ですがw)。
2階会場
続いて2階会場へ。7階でもらったリストバンドを見せて入場します。
2階会場は、関連商品の紹介やリメイク版(2199、2202、2205)の解説などがありました。
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2階会場にも1/100の大型モデルがありました。こちらは2199での設定に準拠したもののようです。旧作にくらべて、あちこちに筋彫りや窓・発射管などの開口部が追加されるなど、各所のディティールが増していることが判ります。

関連商品の展示コーナー。写真は宇宙戦艦ヤマト旧シリーズと同じ1970年代に流行したキャラクター、モンチッチ とのコラボ人形のようです。こんなものがあったとは知りませんでした。

こちらは小型のプラモデルですね。写真のように多数のモデルを揃えたシリーズで、しかも1つ200円くらいと安価だったような憶えがあります。

こちらはサントラ盤など、音楽商品(LP)のジャケットですね。劇場版/テレビシリーズのサントラのLPはすべて持っていました。再生環境がなくなってしまったのでLPは中古店で処分してしまいましたが、いまはCD盤を購入して愛聴しています。
最後はグッズショップでした。公式パンフレット(1,500円)などを購入。パンフレット、この手のイベントにしては安めだなぁ…と思ったのですが薄いです(苦笑)。
まとめとデータ
美術館ではなく、百貨店内の催事場での開催なので安普請な感じなのですが、展示は貴重なものがいろいろ観られます。特に昔ファンだった人にはオススメです。
公式サイトはこちら:http://tfc-chara.net/yamato50th
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