東京消防庁消防博物館

夏の博物館巡り3日目。
今日は新宿周辺を回ってきました。
まず第1目的地は、東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅すぐの
消防博物館
です。


受付で見学者証をうけとり、案内に従っていったん6Fまで登ってから見学開始。
まず6階の企画展示室。
いまは夏休み企画のクイズラリーと工作教室をやっていたようです。
江戸時代の火消しの装備とか。
地味なところでは、火事が起こったときに火消しを起こすためのしかけとか。
工作は子供向けのごく簡単な物。救急車のペーパークラフトだったようです。
5階。ここからは常設展示で、階を降りるごとに時代が新しくなるようです。
まとい
まず江戸時代。旗本で構成された100人単位の定火消し、大名が任命された大名びけし、町人による町火消し。江戸の町で消火活動を行う様子のジオラマ、町火消しいろは48組のまといなどの展示。
消防ヘリ
なぜか屋外展示として、以前消防庁で使われていたヘリコプター実機の展示も。
4階。明治~昭和初期。
明治時代の消防車
木製18mのハシゴ車がけっこうな迫力。消火活動のジオラマも。
その当時すでに消防装備は赤色に塗装されていたようで、雰囲気は今の火災消火活動中の現場と似ています。まだ一部に手押しポンプなどが残っていますが。
3階。現代。
現代の消防装備
消防・救急の装備が展示されています。
消防啓蒙活動用の模型実演がけっこうよくできているのに感心。
ちょっとしたゲームや、実際に触ってみられるカッター、放水銃、防毒マスクなどの展示も。
2階は展示室ではありません。
1階と地下1階には引退した消防車が何台も。
レトロ消防車
戦後輸入されたアメリカ製やドイツ製の消防車、日本製の少し古い型の消防車など。
古い輸入消防車は、やはり形がレトロ外車。装備は意外にシンプルで、一番古い物はホースのドラムと木製のハシゴがいくつか(いわゆる『ハシゴ車』ではなく、単に積んであるだけ)
先日の防災訓練で、最新型を間近でみたばかりなので、なかなか興味深く見学。
せっかくの夏休み、せっかくの土曜日なんだから、もっと子供を連れて来ればいいのに。
ヘタに行楽地に行くより面白いし、子供のためにもいいと思うんだけどなぁ。
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【東京消防庁 消防博物館】
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.html
東京都新宿区四谷3丁目10番
東京メトロ丸ノ内線【四谷三丁目】駅2番出口直結(地下からそのまま入れます)
開館時間:9:00-17:00
休館日:毎週月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館無料
#音声ガイド貸出サービス(無料)がありますが、
#上記サイトよりmp3ファイルをダウンロードし、自分のプレイヤーに入れて持っていくのが便利。

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