宮沢賢治記念館

新花巻駅の近くには、宮沢賢治に関係した博物館などがいくつかあります。
そのうちの1つ、【宮沢賢治記念館】へタクシーで移動。
700~800円くらいでつくような距離ですが、後半がずっと上り坂。帰りはともかく行きは歩くとけっこう大変かもしれません。


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新花巻・山猫軒.jpg
記念館と駐車場を挟んで向かいに【山猫軒】なるレストランがありました。
遠野では昼食を取り損ねたので、先に食事をすることに。
食事の様子はこちら
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さて、記念館です。
新花巻・宮沢賢治記念館.jpg
記念館窓口の掲示によると、周辺の4つの有料施設のうち複数を回る場合は割引券があるとのこと。
時間を考えると、いまいる【記念館】の他に【童話村】を見ることができそうです。
…というわけで2館券550円を購入しました。
宮沢賢治記念館はそれほど規模は大きくない博物館でした。
賢治の生い立ちから作品の紹介まで、いろいろな解説のパネルがありました。
銀河鉄道の夜などの自筆原稿が多数展示されていたのですが、案外字がヘタで、小学生の作文のようです(笑)
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展示室の中央にはプラネタリウムのような設備があります。
入口は常時開放で出入り自由。
…ただし大人は身をかがめなければならないほどの高さしかありません。
中へ入ると、南十字星など地平線より下の星も描かれています…普通のプラネタリウムのように中央からドームに投影するのではなく壁に直接星座が描かれている方式。
立ち見で、解説ナレーションを聞きながらあっちを向いたりこっちを向いたり。
これはこれでなかなか面白い見方でした。
ボタンを押すとその星座が点滅する仕掛けになっていたようなのですが…いくつか故障していました(笑)
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展示室の一番奧のあたりには、賢治のチェロ、賢治の妹のバイオリン、カルテット用の譜面台、メトロノームなどが飾られていました。
このチェロの音色を聴く、ということで95年?に演奏されたトロイメライを聴けるようになっていました。
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新花巻・宮沢賢治記念館・月の石.jpg
なぜか博物館ベランダに『南極の石』が。
このベランダは高台の上なので、晴れていれば眺めがいいのでしょう…生憎僕が言ったときは雨が降り続いていたので遠くは見えなかったのですが。
※展示室内撮影禁止なので、写真は建物外観と月の石のみ

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