華厳の滝・中禅寺湖

今年の春にJR新宿駅から東武線に乗り入れる特急が開通し、併せて日光~鬼怒川温泉間の東武線、中禅寺湖・霧降高原・鬼怒川温泉エリアのバス乗り放題のチケットが発売開始されました。
紅葉の季節。
それなら、今年は日光に行こう!


新宿駅7:12発の『日光』号に乗車。
~2時間で東武の日光駅に到着します。
JR日光駅.jpg
日光駅到着と同時に少し離れたJRの日光駅にダッシュ!
すぐ、JR日光駅前で中禅寺湖方面のバスに乗車。
このバスは東武日光駅前も通るのですが、僕と同じ特急で来た人々の大半が中禅寺湖湖畔をめざすことが予想できます。東武日光駅前で待っていたら座れません。
…案の定、乗り切れずに溢れた人がたくさん。
(その後臨時便が出ることになったようです)
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この時刻、バスは混雑していますが、まだいろは坂は渋滞していませんでした。すいすいと登っていきます。ほぼ時刻表通り45分ほどで中善寺温泉(中禅寺湖最寄り)着。
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まずはバス停にも近い華厳の滝に向かいます。
エレベータ(往復500円くらいだったかな)に乗って、約100m下の展望台へ降りていきます。
そして地下通路を通って展望台に出ると…
華厳の滝.jpg
迫力。
かなりの距離があるはずなのに、水しぶきが飛んできます。
轟音。
展望台の真下を通る川も泡立って流れています。
こんなダイナミックな景色は、東京ではなかなか見られません。
華厳の滝は小学校の修学旅行で来たはずなのですが、20年も経ってその頃の記憶が曖昧でした。
今日、ビビッドにこの光景を目に焼き付けることができました。
巫女石.jpg
中禅寺湖へ向かう途中で目にしたのが巫女石。
その昔、男体山が女人禁制であった頃。
『自分は神に仕える身であるから、罰は下らないであろう』
と考えた巫女が、稚児の姿で中禅寺湖までやってきたところ、
女性であることが露見し、神罰によって石に変えられてしまった…
という伝説があるそうです。
そう思ってみると、女性の姿に見えなくもないような…
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中禅寺湖は、入口も出口も滝。
他の場所から川伝いに魚が移動してくることが出来ないため、本来は魚がいません。
そんなわけで現在はニジマスやワカサギが養殖されており、周辺のレストランではその魚を味わうことが出来ます。
というわけで、中禅寺湖湖畔のレストランで
ワカサギ料理.jpg
ワカサギ料理。
美味しくいただきました。
(たしか1,200円くらい)
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昼食後、中禅寺湖を一周する遊覧船(1,200円)に乗りました。
周りの景色は…
中禅寺湖の紅葉.jpg
…とにかく紅葉!
真紅・橙・黄色そして紅葉しない葉の緑のモザイク模様。
上人の小島.jpg
これは勝道上人のお骨のある小島だそうです。
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その後、ちょっと足を伸ばして竜頭の滝まで行ってみました。
竜頭の滝.jpg
華厳の滝とくらべるとずっと小さいですが、その代わりすぐ近くで見ることが出きます。
川に沿った散策路を少し歩いてみました。
この周辺も見事な紅葉です。
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日が落ちてきたので宿に向かいます。
僕の旅行にしては珍しく、夕食は宿でとることになっています。
…日光周辺は日が落ちたら見学できる場所がなくなってしまうので。
この時刻、いろは坂は大渋滞。
来るときは45分だった道に、倍の90分以上かかりました。
予定より30分ほど遅れて宿にチェックイン。
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今日宿泊するのは、『星(あかり)の宿 ヴィラ・リバージュ』。
ネットで探して予約したのですが、実は雑誌でも度々紹介される有名な宿らしいです。
美味しい夕食と貸し切り可能な岩風呂が自慢だとか。
食い意地のはっている人間なので、夕食を楽しみにしていたのですが…。
ヴィラリバージュ夕食前菜.jpg
ホタテや生ハムなどをサラダ風に盛りつけた前菜。
ヴィラリバージュ夕食湯葉.jpg
日光らしく、湯葉。
ヴィラリバージュ夕食スープ.jpg
ポタージュスープ。ほどよい甘さ。
ヴィラバーシュ夕食ニジマス.jpg
昼にワカサギを食べましたが、今度はニジマス。
ヴィラリバージュ夕食ステーキ.jpg
ステーキ。
ヴィラリバージュ夕食デザート.jpg
デザートはバナナケーキとアイスクリームの盛り合わせ。
…美味しい…
ヘタに夕食のための店を他で探さず、宿で頼んでよかった…。
3箇所ある貸し切り風呂を順番に試して1日目終了。

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