さて、上杉神社参拝に続きまして、
上杉神社宝物殿【稽照殿】にやってきました。
直江兼続の『愛』の甲冑…【金小札浅葱糸威二枚胴具足】、
(写真は上杉博物館で展示されているレプリカ)
上杉景勝の『日輪』の甲冑…【紫糸威伊予札五枚胴具足】
などの本物が展示されています。
景勝の日輪にはよく見ると『摩利支尊天』『日天大勝金剛』『毘沙門天王』と並べて書かれているのですが、遠目にはただの大きな○。いまいちカッコ良くない気が…。
兜と言えば、直江兼続のものとされる甲冑が『愛』とは別にもう1着ありました。
【金茶糸威最上胴具足】というらしいのですが…その兜の前立てが、
『バット2本とボール』
にしか見えません。
#誰だ『これがほんとの侍ジャイアンツ』とか言ってるのは
本当は、バットに見えたのは櫂でボールは日輪だそうです。
↓撮影禁止だったのですが、ここに写真がありました。
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol03/index.html
ページの右下、クリックすると拡大できます。
その隣の屏風絵が上杉博物館の目玉、【洛中洛外図屏風】です。
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他にも、
上杉謙信の白頭巾だの、
『毘』の旗印だの、
直江兼続の寝間着だか下着だか?だの、
なにやら中国風の衣装だの
いろいろありました。
参拝料400円はちょっと高めのような気もしますが、大河ドラマの影響で米沢に行ったのなら『愛』の本物はやっぱり見たいですよねぇ…。他の物も、ここの収蔵品はレプリカではなく本物。
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松が岬公園入口から高台の上に登った場所には、かつて上杉謙信の遺骸が納められた嗣堂がありました。ここは米沢城の中でもっとも高い場所です。現在は上杉謙信は上杉家廟所に改葬され、この場所には嗣堂跡の碑が建てられています。
嗣堂跡のすぐ近くにあったソメイヨシノの大木。
桜の季節に来たらきれいなんだろうなぁ。
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上杉博物館に戻り荷物を回収。
ホールロビー前に、能舞台がありました。
伝統的なつくりのようですが、なんとホバークラフト式で簡単に移動させることができるという優れものだそうです。なんかよくわからんがすげー。
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【稽照殿】
開館時間:9:00-16:00(入館は15:45まで)
拝観料:400円