船乗り場から第二目的地である【ラピス大歩危】までは直線距離で500mほど。
バスだとあっという間に到着します。
ここでの目玉は、【妖怪屋敷】と【石の博物館】。
まずは【妖怪屋敷】から見学スタート。
…中は写真撮影不可だったので、入口ゲートのみ…。
徳島県は、漫画【ゲゲゲの鬼太郎】でもお馴染みの子泣き爺の出身地…生息地?…なんだそうです。ゲート横にも、ゲゲゲの鬼太郎のイメージに近い子泣き爺の姿が…。
※正確には、古くから『子泣き爺という妖怪がいる』という伝承があったわけではなく、
※いろいろな話がごちゃまぜになってずっと新しい時代に『子泣き爺』として創作された…
※…ということのようですが。
中へ入ると、この地方の妖怪についていろいろ展示されています。
が。
妖怪達の造形が…なんというか、味があります。
http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?genr=101&area=2&uid=SS000064
http://oboke-iya.jp/kawaraban/2010/07/post-135.html
こんな感じ。
マイナーな施設の上に撮影禁止なのでネット上にもほとんど写真がありませんね…。
昔話の一場面を再現したようなものも多くあります。元は『コワイ』話のはずなのですが、手作り風の妖怪人形はどれもコミカルでユーモラスで愛嬌があります。
遮光カーテンで区切られた通路があるのでお化け屋敷でもあるのかと意気込んで入ったらホンの数歩で終わりだったり、展示室は実質的に最初の1部屋だけだったりとごく小規模でした。それなりに面白かったけど。
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妖怪博物館の2階は、【石の博物館】になっています。
施設名の【ラピス大歩危】の【ラピス】とはラテン語で石のことなんだそうで…
こちらの方が妖怪人形より見応えがあります。
水晶、アクアマリン、ダイヤモンドなど宝石の原石や、
大歩危周辺で採取される様々な岩石の標本による地史解説、
変わったところでは隕石などが展示されています。
鉱石を展示する博物館ではよく見るものですが。
外から見ると普通の岩なのに、割れ目から覗き込むと内部は水晶の結晶が詰まっている…
というものは何度見ても不思議で、美しさに魅了されますね。
石を使ったアクセサリー造りの体験もできるそうです。
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見学を追えた後は土産物店を一回り。
カフェも併設されています。
建物は大歩危峡の崖の上に立っているので、窓から外を眺めるだけでスリルが味わえます(笑
テラスにはなぜか足湯も。
入口に立っていた石のアンパンマン。
…作者が高知出身だから??ここは徳島ですが…。
それとも妖怪の一種扱い?
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ここでの見学時間が30分と短く、一回り終わったと思ったらもう次へ。
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【道の駅・ラピス大歩危】
http://www.yamashiro-info.jp/lapis/
http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?genr=101&area=2&uid=SS000064
開館時間:9:00~16:30最終入館、売店・喫茶も含めて営業は17:00まで
休館日:12~2月の毎週月曜
入館料:500円(妖怪屋敷と石の博物館共通券)
JR大歩危駅下車徒歩20分。