天気も良いので、今日はお台場の【水の科学館】、お茶の水の【水道歴史館】に続く東京都水道関係施設第3弾として【水と緑のふれあい館】まで行ってきました。
…で、場所は…
奥多摩
なんですが。
東京の西の端。
新宿から青梅特快~青梅から青梅線に乗り換えて2時間。
都心で見慣れた中央線の新型車両と背景の山がなんともアンバランス…。
駅舎は山小屋風?
駅の正面、この写真を撮影するために立っている場所がバス停。
【奥多摩湖】行きのバスに乗って出発。
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20分ほどバスに揺られてたどり着いたのは、
あと10kmも西に進めば山梨県という場所。
ここは本当に東京なのかという山の中です。
バスを降りたところは…目の前に巨大な奥多摩湖!
そして、
これが【水と緑のふれあい館】。
ではさっそく中へ…。
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受付で3つめのスタンプゲット。
記念品として、スライドフォトクロックを貰いました。
このスタンプラリー、記念品は先着1500名限定で7月からやっていたはずなのですが…やっぱり3館達成する人は少なかったようです…。
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【水と緑のふれあい館】は、中央に吹き抜けの円形のホールがあり、その周囲を4つの部屋が囲んでいます。
そしてホール壁の螺旋状のスロープを上りながら順に展示室を見学できるようになっています。
それでは展示室見学開始。展示テーマは『水源』でした。
まず【水が生まれる】。
虫の冒険、魚の冒険、鳥の冒険として
魚・虫・鳥の視点での奥多摩の自然の紹介。
#魚のビデオは暗くて見づらかった…
次に【水が集まる】。
小河内ダムの模型とアニメーションを使った、
ダムの構造と役割の解説。
さらに【3Dシアター】。
小学生高学年くらいの姉と、低学年くらいの弟が奥多摩にハイキングにやってきた。
でも弟は、本当は父親も一緒に来るはずだったのに仕事の都合で子供二人だけで来ることになってしまったことをちょっと拗ねている。
姉はそんな弟をなだめ励ましながら歩き始めるが、途中で道に迷ってしまう。そんなとき、不思議な声が二人に奥多摩の自然についてかたり始める…。
という筋立て。
…で、映像ホールには僕一人。
最初は子供向けかと思いきや、けっこうな力作だったんですけどね。
次に来るときは映像で紹介された滝や森を見にもっと上流の方まで行ってみたいと思いましたから。
最後の展示は【水が広がる】。
壁いっぱいに描かれた山~町~海の絵の上を、水に見立てたボールが次々に転がっていきます。
雨水がダムに溜まり、川を流れ、水道として町を潤して海へと帰るサイクルを表現しています。
同じ部屋にはクイズコーナー。
館内展示の復習問題が15問。
展示室はここで終わりですが、さらに登ると食堂と土産物店もあります。食堂の窓からは奥多摩湖が一望できます。
1階にもう1部屋、番外的な展示がありました。
奥多摩の歴史と文化について、縄文時代の土器から農業・林業のための器具、伝統芸能の解説まで。
木挽きの孤や斧、鎌など『森の仕事』の道具。
伝統芸能の衣装など。
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ここだけだと、展示ボリュームはちょっと物足りないかな…。
次の小河内ダムの見学もセットで考えればいいかな。
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【水と緑のふれあい館】
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/okutama/index.html
東京都西多摩郡奥多摩町原5番地
開館時間:9:30~17:00
休館日:水曜日(水曜日が休日の場合は翌日)、年末年始
入館料:無料
交通:JR青梅線【奥多摩】駅前2番乗り場から西東京バス利用、【奥多摩湖】バス停下車すぐ
(20分、340円。2番乗り場から出発するバスはすべて奥多摩湖を通るようです…2009.09現在)
見学所要時間:30分~1時間