石垣島鍾乳洞

川平湾からタクシーで島南部の【石垣島鍾乳洞】へ。


人も車も通っていない道を走り(笑)、現地へ到着。
観光用に一般公開されている鍾乳洞では日本で最も南にあり、
総延長3200mと規模もかなり大きい物だそうです。
そのうち700mが実際に歩けるコースとして整備されています。
石垣島鍾乳洞入口
ゲートはこんな感じ。
鍾乳洞、食堂、売店などがあつまっています。
石垣島鍾乳洞入口2
鍾乳洞入口はなぜか竜宮城のようなデザイン。
…と思ったら、数年前までは【竜宮城鍾乳洞】という名前だったそうです。
石垣島鍾乳洞下り階段
いよいよ鍾乳洞内へと下っていきます。
この日の石垣島は25℃を超える夏日。
ですが洞内は年間を通じて23℃でほぼ一定…まぁこの日の気温だと若干外より涼しい程度ですが。その代わり湿度はむしろ高いようです。階段を下りる間にも湿っぽい風が吹き上げてきます。
いよいよ鍾乳洞へ。
カメラ故障のため、今回は写真少なめです。
洞内に『世界初の鍾乳洞イルミネーション』などと書かれたパネルが。
ちょっとイヤな予感(笑)
入ってすぐ、【秘宝の広場】と書かれた扉が。
秘宝って何だよ、と思ってしまいますが…
#観光地で『秘宝』というと、大抵アダルトな意味なんですよね…
洞内の温度がほぼ一定であることを利用して、泡盛の熟成をしているのだそうです。
個人で泡盛を預けることもできるそうです。
石垣島鍾乳洞内部1
次に【水琴窟】。
地下水がぽたぽたと垂れているのを利用していくつもの水琴を鳴らし、それが洞窟内で反響して…という狙いはいいと思うのですが、隣のエリアのアナウンス音声がうるさすぎて水琴の音を楽しめません。
これは設計ミスのような気が…。
さらに少し進んだ位置に、クリスマスかよ!と突っ込みたくなるような電飾が施された石筍が。
これが【鍾乳洞イルミネーション】か…
うーん、こういうの、余計なことだと思うんだけどな…。
僕は、岡山の伊倉洞のような、最小限の照明だけの洞窟を探検する方が楽しいのですが。
石垣島鍾乳洞内部2
【乙姫御殿】、【竜宮殿】などと名付けられた広い空間。
くだけた珊瑚が敷き詰められ、その上を歩いて感触と音を楽しむ【珊瑚の鳴石通り】。
石塊が大きな石筍?の上に斜めに乗った状態で別の鍾乳石にひっかかって停まっているという【落ちてたまるか】は、受験生に人気があるそうです。…沖縄県民でもない限り、受験生が石垣島に行っている暇は無い気もしますが(笑)
石垣島鍾乳洞トトロ石
そして最近有名になったのがこれ。
【トトロ石】という名前をつけられていました。
石垣島鍾乳洞化石
トトロ石の近くには化石も。
シャコ貝の化石…これは、かつてこの場所が海底であったことを示しています。
他にも、珊瑚の化石などがところどころに。
~~
洞内にはコウモリや洞窟特有のクモが棲み着いているらしいのですが、残念ながらまったく姿を見られず。カメラ故障で写真がほとんど取れなかったのも残念。
石垣島には他にもいくつかの鍾乳洞があるそうです。
いつか行ってみたいなぁ。
~~
【石垣島鍾乳洞】
http://www.ishigaki-cave.com/
営業時間:9:00-18:00入場締切
入場料:1050円
年中無休
石垣港からは車で5分程度
見学所要時間:20分~

タイトルとURLをコピーしました