北海道滞在最終日。
予定よりちょっと寝坊してしまいました。
このホテルは朝食も美味しかった。
サンドイッチ以外はバイキング形式。
といっても朝からそうたくさん食べるわけではありませんが…。
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まずは地下鉄+バスで【羊ヶ丘展望台】へ。
バスはその方面の始発ターミナルである【福住駅】からの乗車だったのですが、
乗り場が10個くらい?並ぶ広い空間全体が密閉されていて、
バスが到着したときだけ該当する乗り場前の扉が自動的に開くしくみ。
新宿のバスターミナルにさえこんな仕掛けはないよ!
北海道進んでるな!
…冬の寒さが厳しいからでしょうか?
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羊ヶ丘までは約10分。
車内アナウンスで何度も
『終点までご乗車の方は、展望台入場料500円をご用意下さい』
と繰り返しています。
僕はそもそも展望台を目指しているので、入場料を持っているのは当たり前…などとぼんやり聞いていたのですが。
【羊ヶ丘展望台】ゲート前で、展望台係員らしき人物がバスに乗ってくると、
『それでは展望台入場料をいただきま~す♪』
え?
バスに乗ったまま回収するの??
…つまりバスごと入場ゲートを通過し、終点のバス停は有料エリアの中なんですね。
やっと放送の意味が判りました。
一般の路線バスがそのまま施設の奧まで入っていくという発想がありませんでした。
ゲートを通った後もどんどんバスは走っていきます。
あとで地図を見たところ、ゲートから駐車場まで900m以上あるようです。
歩いていたらゲートからが大変(笑
とうとう到着!
バスを降りたほぼ目の前にクラーク博士の像が建っています。
台座には有名な “BOYS BE AMBITIOUS” の一文が。
平日のまだ早い時間なので人もまばらなのですが、
それでもこのクラーク像前は人気の記念写真スポットらしく、
次々とカップルや親子連れがやってきては像と同じポーズを取って写真を撮っていきます。
まったく人が写りこんでいないシャッターチャンスがあったのは奇蹟かも。
クラーク像の背後には札幌市街地が見えます。
本当は【羊ヶ丘】の名の通りここには羊が放牧されているはずなのですが、
口蹄疫関係で観光客とは接触しない場所に避難中とのこと。
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クラーク像の近くにある、【北海道日本ハムファイターズ誕生記念碑】。
野球のことはまったく知らないんですが…
選手の手形とサインが並んでいるようです。
この碑には【丘の上の夢】という名前もあるそうで…
石原裕次郎の歌碑。
【恋の町札幌】の楽譜、歌詞が刻まれています。
上についている銅像は右が石原裕次郎、左が作曲家の浜口庫之助。
津軽海峡冬景色歌碑のような、ボタンを押すと歌が流れてくる…というギミックはないようです。
手前の自動販売機の方が目立っていますが、この建物は【羊ヶ丘ほっと足湯】。
『道内各地の温泉水を使っている』とのこと。
この付近で温泉が湧いているわけではないようです。
羊ヶ丘展望台入場料だけで利用できます。
人の出入りが多くてゆっくり浸かる雰囲気でもないのですが…
【クラークチャペル】。
ラジオドラマ【鐘の鳴る丘】のモデルとなった建物なんだそうです。
クラークチャペルの隣にある、双子のようによく似たこの建物は【さっぽろ雪まつり資料館】。
こちらは中も見学できます。
1階展示室。
第1回以来の雪まつりの写真が並んでいます。
雪まつり関連グッズが多数。
2階展示室。
この部屋、元は礼拝堂かなにかだったのでしょうか?
雪像の模型がずらりとならんでいます。
模型の1つ。
どれも非情に精密な模型です。
マストにかかるロープなど雪でどのように表現したんでしょう??
レストハウス(手前)とオーストリア館(奧)。
レストハウスではジンギスカン料理が食べられます。
1~3階それぞれ200席ほどの客席・宴会場になっています。
…まぁ、僕が行ったときはまだ営業時間前だったのですが。
オーストリア館は名前とは無関係な?
土産物・軽食・休憩コーナーでした。
記念品購入。
【ブランバーチチャペル】
ここは現役の?チャペル。
結婚式に利用されているそうです。
とてもキレイな建物ですが、中の見学はできないようでした…。
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【さっぽろ羊ヶ丘展望台】
http://www.hitsujigaoka.jp/
交通:福住駅より『福84線』(札幌中央バス http://www.chuo-bus.co.jp/city_route/)
営業時間:8:30~18:00(5~6月)、8:30~19:00(7~9月)、9:00~17:00(10~4月)
年中無休
入場料金:大人500円、小中学生300円