旭山動物園

北海道旅行8日目。
旭川駅前からバスで旭山動物園へ。
開園時刻の10分ほど前に到着したのですが、ゲート前が長蛇の列。
さすが、北海道のみならず全国でももっとも人気のある動物園です。
しかも今日は8月最後の土曜日。混雑しないわけがないですね…。
とはいえ、開場してしまえば案外列が進むのは速く、
また入ってしまえば広い敷地に人が分散してしまうので、のんびり歩き回ることができます。


とりあえず空いていそうだったチンパンジー館から。
旭山動物園・チンバンジー.jpg
旭山動物園の特徴は『行動展示』。
これは動物の生態・行動を自然に近い状態で見せるというもの。
そのため、たとえばこのチンパンジー館では木を思わせる上方に向かって広がった構造を展示室の中に設置してあります。これにより、チンパンジーが枝から枝へと器用に飛び移っていく様子がよく観察できます。
旭山動物園・チンパンジー館.jpg
展示室の周りをぐるっと周りながらのぼっていく通路から観察できます。
これはほぼ最上端から展示室内を見下ろした状態。
公園の遊具のようにも見える構造ですが、非常に活発にチンパンジーたちが動き回っています。
旭山動物園・チンパンジーの森.jpg
チンパンジー館の庭部分、通称【チンパンジーの森】。
ここもチンパンジーの行動する空間になっています。
通常の『通路から展示室や檻の中を見る』形式とは逆に、上半分がガラス張りの通路の中から外にいるチンパンジーを観察することになります。
少し待てば通路のすぐ近くまでやってくるチンパンジーもいて、間近で観ることができます。
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旭山動物園・ワオキツネザル.jpg
ワオキツネザル。
この檻にも多数の枝木が設置されていて、樹上で生活するサルの行動を垣間見ることができます。
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旭山動物園・オランウータン舎.jpg
オランウータン館。
ここもチンパンジー館と同種の構造が取り付けられています。部屋の高さは7m。さらに多数のロープやネット(ハンモック?)が取り付けられているのが特徴。壁にもロッククライミング施設のようなでっぱりが付けられています。
またチンパンジー館の展示室と違いガラス窓などで密閉されていません。
旭山動物園・オランウータン.JPG
そしてオランウータン館の名物はこの空中散歩。
ときどきオランウータン館とその近くにある【空中遊技場】を結んだこの橋をオランウータンが渡っていくのです。橋の高さはビル3、4階くらいかな?
いつ渡るかはオランウータンの気分次第…ときどき飼育係が、その時オランウータンがいるのと反対側にエサを置いて空中散歩を促しますが、無視されることも(苦笑)
この橋の真下は見学者の通路。そのため『渡りはじめたら真下にいかないように』との注意書きが。
僕が見ていたときも、オランウータンが渡りきるまでの間に柱の上でオシッコはするはウンコはするわとお行儀の悪いことこの上なし。もっともギャラリーにはそのほうがウケルのですが。
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旭山動物園・猿山.jpg
こちらはニホンザルの猿山。
普通の猿山より『遊具』が多いですね。
旭山動物園・ニホンザル.JPG
この猿山を別の角度から。
のぞき窓の正面で毛繕いをしているサルたち。
見ている間に多数が集まってきて大毛繕い大会に。
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旭山動物園・クモザルとカピバラ.jpg
クモザル。
同じ檻内にカピバラを混合展示。
まったく異なる種類の動物を1つの檻に入れているのは珍しいですね。
それにしてもカピバラ、でかい…。
ネズミの一種ですよね?
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旭山動物園・テナガザル.jpg
テナガザル。
雲梯のような構造を手でぶら下がって移動するのが見られます。
サービス精神旺盛…というわけでもないのでしょうが、個体数が多いせいか見ている間に何往復もしていくのが見られます。
これも高さが10以上ある施設なのですが、猿たちはなんの苦もなくすいすいと動いています。

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