いよいよ飛鳥サイクリングの最後、【吉備姫王(きびつひめおおきみ)墓】にやってきました。
吉備姫王は欽明天皇の孫で孝徳天皇の母、天智天皇・天武天皇の祖母に当たる人物。
飛鳥時代の重要人物の1人です。
ここでの見所は4体の猿石。
写真では時間の関係で柵の影がかかって非常に見にくいのですが、
サルと言うにも奇妙な造形の石造が4つ並んでいます。
(このうち3体分は飛鳥資料館の記事にレプリカの写真があります)
そもそも猿石といいながら猿の像ではなく、
山王権現
法師
男
女
という名前なんだそうで…
うーん、像を見ても何が何だかわかりません。
1枚目の左側なんてトカゲが進化した宇宙人にしか見えません。
高取城の猿石とも同様、どこかユーモラスでどこか不気味。
見慣れた『和風の像』とはかなり違うデザインセンスです。
~~
あとは駅まで戻るだけ、なんですが…
このあたりの道は標識も少なく、とうとう方向を見失ってしまいました。
近くのコンビニにとびこんで、
『すみません、飛鳥駅へはどう行ったら…』
と尋ねたところ、
『??この店の向かいですよ??』
………え?
駅前ロータリーへの入口が小さくて判りませんでした。
なにやってんだ自分。
~~
無事に自転車を返却して、電車で大阪方面へ。