立山室堂、玉殿岩屋

立山室堂

さらに進んで立山室堂山荘の前を通り過ぎ、立山室堂前の広場へ。
アルペンルート上にはこのような石仏が41体点在しているそうです。
ここにあるのは32番ですが、アルペンルート全域に散らばっているようなので全部見て回るのは大変かも…。

これが立山室堂、現存する日本最古の山小屋です。
現在の建物は享保11年(1726年)の建築と相当古いのですが、さらに古い時代にも建物が存在していたことが確認されているそうです。

建物は2棟に別れています。この写真の奧側の建物は中に入ることもでき、発掘の状況などについての解説展示が観られます。

玉殿岩屋

立山室堂や32番石仏のある広場から、玉殿岩屋へ向かう道が延びています。
地図ではすぐ近くのように見えたので行こうと思ったのですが…

   山初心者なので、地図を平面図としてしか見ていませんでした。

途中から狭くて急な道に。
しかも崖に沿って下りていくようになっています。
たしかに水平距離は近いのですが、えらく時間がかかってしまいました。

というわけでたどり着いた玉殿岩屋
板状摂理が発達してできた小さな2つの洞窟に祠が建てられています。
立山を開山した佐伯有頼が熊を追って洞窟に入り込んだところ、熊は実は阿弥陀如来の化身で有頼に立山開山を命じた…という伝説があるそうです。

すぐ隣、虚空蔵窟

玉殿岩屋のある岩壁の様子。
道のある位置からは傾斜が緩やかなのですが…正直けっこうコワイかった(苦笑
途中の写真を撮るのを完全に忘れるほど登り下りに集中せざるを得ませんでした。

無事石仏前まで戻り、あとはほとんど水平に歩くだけでターミナルまでたどり着けました。

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