今日は、1日かけて今回の主目的であるアルペンルートに挑戦します。
アルペンルートとは、富山県の立山駅から長野県の信濃大町駅まで、立山連峰を突っ切るコース。
ケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウェイなど様々な乗り物を乗り継いでいく楽しみ、
高原をハイキングする楽しみ、
山の景色を見る楽しみなどいろいろな楽しみ方のある人気観光地です。
そろそろ紅葉目当ての観光客が多くなる季節。
混雑期には乗り換え毎に1時間以上の待ち時間が発生することも…と聞いていたのですが、はたしてどうなることやら…。まぁ当日も前後も祝日でもなんでもない水曜日なので、たぶん観光客は少ないと思うのですが…。
富山地方鉄道の立山方面始発に乗るべく、早朝5:20に電鉄富山駅に到着。
まだ夜明け前です。
ふと目に付いた富山駅前の郵便ポスト。
駅前郵便ポスト上にご当地の何かがおかれているのは定番のようです。
(遠野のカッパ、岡山の桃太郎、徳島の阿波踊りetc…)
この行商人風の男は…薬売りでしょうね。
今回はアルペンルートを通り抜けて長野に行ってしまうので、荷物は『回送サービス』を利用することにしました。富山駅で荷物を預けると、
大町温泉郷に宿泊する場合は宿まで直接届けて貰える
それ以外の場合はJR信濃大町駅前の観光案内所で受け取ることができる
というものです。カメラ、雨具、タオル、地図やガイドブックなど必要最小限の物だけ残し、他の荷物は送ってしまえば身軽に高原散策が楽しめます。1200円。
駅近くのコンビニで食料や飲み物を買って、立山までの切符を買って…
身軽になったところでホームへ。
立山方面の始発、5:44発の急行立山行きに乗車。
窓から見える景色が地方都市から田舎町、そして山だの川だのばかりになり…
6:32に立山駅到着。
今回は立山ケーブルカーの始発便をネットで予約してありました。
立山駅前の観光案内所で切符を受け取り…最初間違えて切符購入窓口の列に並んでしまいました(笑)
午前7時前ですが、立山駅の売店は既に営業していました。
少し余裕があるのでスタート地点の記念品として駅毎にスタンプが押せるスタンプ帳を購入。
改札前には長蛇の列ができていますが、チケットに乗車する便の発車時刻が明記されているので、慌てなくても乗れます。
僕は7時の便(始発)。乗客が多いのでその10分後に臨時便が出るとアナウンスされています。
ケーブルカーのホーム。傾斜がかなり急です。
ケーブルカーの車両の下に台車のようなものがついています。
これはかつて建築資材を運ぶために利用された貨物車で、いまは観光客が大型の荷物を持っていた場合に使われてます。貨物車を連結したケーブルカーは全国でも珍しいものだそうです。
ケーブルカーはさすがに混雑。座れませんでしたが…まぁ、10分かそこいらしか乗らないので大した問題ではありません。
7:00、いよいよ出発。
アルペンルートのスタート。