北海道旅行 3日目
到着30分くらい前にバスの中で目を醒まし、そのまま用意してあった『朝食』…まぁウィダーなんとかの類のチューブ食料×2なんですが。
オーロラ号は5分遅れで6:30に根室駅前に到着。
そ の 5 分 が 致 命 的 で し た
乗り継ぐ予定だった、納沙布岬方面の路線バスが一足違いで発車orz
次の便は1時間半も後…。
根室半島での第一目的地は【ヲンネモトチャシ】。
チャシとはアイヌ式の砦のことです。
北海道内にはチャシが約700確認されているのですが、特に根室半島にはそのうち30が存在。
うち24箇所が史跡指定され、最近見学しやすいように整備されたそうです。
根室半島チャシ群として日本100名城の1つにも数えられています。
なかでもヲンネモトチャシは根室半島先端に近く、納沙布岬から約2km。
比較的見学しやすいということで城ファンには人気のあるスポットの1つ。
…といっても、そもそも根室半島自体かなり交通の便が悪いわけで、100名城巡りの中でも最難関の1つという声がちらほら…。
例によって現地へのアクセス方法を調べると…
JR根室駅から納沙布岬までは路線バスが運行されていますが、路線バスは根室半島の南側を通り、ヲンネモトチャシは北岸にあるため、納沙布岬バス停から徒歩でアクセスしなければならないようです。
しかし、納沙布岬行きバスの始発便だけは、納沙布岬が終点ではなく、北側を少し走るようです。
根室交通に問い合わせて確認したところ、
【温根元中央】
というバス停で降りれば近いのではないか、という回答。
というわけで、根室から始発バスを利用することを目標にスケジュールを考えてみたのですが…
始発バスは6:30発。
電車でアクセスすると、一番早い便の根室着が8時過ぎになってしまうんですね…。
前日に根室入りすることも考えたのですが宿泊できる場所が見つからず…。
というわけで、札幌から夜行バスで根室に直行（到着予定6:25）する方法が一番トータルの費用も時間もかからないという結論になったわけで（その代わり体力は削るｗ）
結局遅れてしまったのではあまり意味がなかったのですが（笑
～～
次のバスを待つのも時間のムダなので、タクシーを使うことにしました。
車は根室半島の北側を通って現地へ…
2日目までに回った場所は函館と札幌、いちばんの『田舎』である松前も旧城下町
というわけで北海道の中では建物や人の多い場所ばかりだったわけですが、
根室駅を離れて数分後には、
左手には海、右手には野原しか見えません。
牛！
まぁこれは人が飼っている牛ですが…
信号もない道で急ブレーキをかけたので何事かと思ったら…
キツネ横断中！
さらにバスアクセスではまず行けないと思われたいくつかのチャシも車窓からですが見学でき…
（写真は失敗^^;;）
風力発電？の風車を間近で見られたり。
これはこれで面白かったので、タクシーも良かったかな。
