今回も出発直前にドタバタと宿&新幹線の切符を手配。
のぞみ1号で出発しました。
向かう先は…【平城遷都1300年祭】の開催されている奈良です。
京都で近鉄に乗り換え。
奈良方面に向かうホームにはせんとくんが。
ここから近鉄特急でメイン会場の最寄り駅である【大和西大寺】へ。
大和西大寺駅前からメイン会場までは徒歩でも15分ほどでいけるようですが、駅前から無料のシャトルバスが利用できます。
GW中とはいえ一応今日は平日のためか、それともまだ朝9時過ぎという早めの時間のためか、バス乗り場は空いています。
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というわけで、やってきました、【平城遷都1300年祭】。
【第一次大極殿】の復元作業も終わり、遷都祭が本格的にスタートしたのは4月24日。
それからまだ1週間という時期にやってきたのは、終盤近くに恐ろしい混雑になってから出かけてしまった【愛・地球博】の時の反省(苦笑)。
ま、奈良は修学旅行以来再訪したかった土地だし、良い機会ということで。
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バスはエントランス広場の発着場に到着。
シャトルバス発着場の近くには、案内ブースやオフィシャルショップ、フードコートなどが並んでいます。
まずはオフィシャルショップで【せんとくんクーポン】と【まほろば手帳】の2冊(セット価格1200円)を購入。9時頃から営業しているようです。この時点では店内にはほとんど客はいませんでした。
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続いて、
『平城宮歴史館の見学には整理券が必要です!』
という案内を聞いて、配布所へ。
…配布所といってもバス発着所のすぐ近くに係員が立っているだけ。無事に11時からの回の整理券ゲット。
整理券は午前・午後・夕方と1日3回配布されるようでした。見学開始時刻は指定できず、券をもらったタイミングによって決まってしまうようです。
僕が行ったときは券をすぐに受け取ることが出来ましたが、あとで近くを通りかかったときには午後の分の配布開始を待つ行列が出来ていました。
ただしこの措置は混雑が予想される時期だけかもしれませんので、事前に公式サイトで確認するか、エントランス広場に到着したときに確認した方が良いでしょう。
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えーと。現在時刻はだいたい9:30…。
ということは、1時間半で会場内を可能な限り回って、それから歴史館前へ行けばいいのね…
と、会場南端の【朱雀門】へ。
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平城宮(大内裏)は天皇が居住する内裏や政治・儀式の場である大極殿、その他役所などが集まっていたエリア。
朱雀門はその平城宮南部中央にあった正門で、幅25mもある大きな建造物です。
ここから南へ向かって伸びていた朱雀大路は平城京の中央を南北に貫く幅70mもあるメインストリートだったそうです。
いったん朱雀門の脇を抜けて正面(南側)に出て記念撮影。
その大きさは笑えるほど。
幅25m、奥行き10m、高さ22mもあるそうです。
1300年も前にこんなものを作ったんですね。当時の工事技術も大した物です。
近くにあった案内板によると、朝9時にここに来れば衛士の交代式が見られたようです。
朱雀門の両側には、ごく短い範囲ですが大垣も復原されています。
大垣は高さ4m。本来は平城宮の周囲をぐるっと一周とりかこんでいました。
あらためて門をくぐり、会場内へ。
朱雀門の内側には地元の小学生が【希望】や【夢】を描いた小パネルと花が飾られています。
…って、ちょっと待った!
はるか遠くに見えるのが【第1次大極殿】でしょうか。
そこまで、ただの野原が広がっているように見えます…。
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地図で確認すると…。
平城宮会場は1km四方のほぼ正方形をしているのですが、実は中央部はほぼ空き地のまま。
だだっぴろい会場の外縁に見学施設が点在しているようです。
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と、すぐ近くで踏切の警報音、そして目の前を電車が通過?!
会場の南北を分断して線路が走っていて、
朱雀門のすぐ近くにある小さな踏切を渡らないと奧へは進めないようです。
しかもこの踏切、あいている時間が短い!
やっと渡れたと思ったらすぐ背後で警報音が鳴り始めるという…。
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とりあえず会場北西の隅…朱雀門からみると左奧…にある、【平城宮資料館】へ向かうことにします。
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【平城遷都1300年祭】
http://www.1300.jp/index.html
交通:近鉄【大和西大寺】駅、JR【奈良】駅より無料シャトルバス運行
開催期間:2010年4月24日~2010年11月7日
開催時間:9:00~16:30
入場料:会場への入場は無料、ただし一部施設やイベント参加は有料
公式サイトで会場地図のpdfファイルと音声ガイドのMP3ファイルを無料配布しています。
http://www.1300.jp/hall/index.html
http://www.1300.jp/hall/kyuuseki/map.html(会場地図ダウンロード)
http://www.1300.jp/hall/kyuuseki/index.html (会場全体図。上のダウンロード版よりむしろ判りやすいかも)