森美術館【フレンチ・ウィンドウ】展

森美術館の【フレンチ・ウィンドウ】展を見に行ってきました。
地震の影響で一部の作品がまだ搬入・組立できていないとのこと。
まる一部屋が空っぽです。
平日のためか自粛ムードのためかガラガラ。
ゆっくり見られたのはいいのですが…。


入場してすぐの場所に展示されているデュシャンの代表作【フレッシュ・ウィドウ】。
青く塗られた木枠のフランス窓。ガラスは黒く塗られ先が見通せなくなっています。
タイトルのフレッシュ・ウィンドウとは『なり立ての未亡人』で、フレンチ・ウィンドウとのゴロ合わせ。
ブリュノ・ペナドの【大きな一つの世界】はどこかでみたマスコットキャラクターを焦げ茶色に塗ったもの。ユーモラスで不気味。
クロード・クロスキーの【フラット・ワールド】は地球の裏表の関係にある2地点の航空写真を紙の裏表に印刷した物。無数にテーブルの上に広げられていて、自由に手にとってみることができます。
作品名を失念しましたが森の中を進んでいく不思議な動画、
スーツ姿の男性が水の底に寝そべっていたり空中に浮かんでいたりするSF的な写真、
そのほかいろいろ。
出口近くには、フレッシュ・ウィドウとは対照的に枠まで透明なフランス窓。マチュー・メルシエの作品だそうです。
名前の通り、窓に絡む作品…『風景を切り取った』作品、ということでしょうか。
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今回集められたのは、マルセル・デュシャン賞にノミネートされた作家の作品だそうです。
作品が出そろった頃にまた行ってみます。

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