福島県立美術館『金曜ロードショーとジブリ展』

東北旅行の最初の見学地は、福島県立美術館です。特別展『金曜ロードショーとジブリ展』を開催中です。

JR福島駅よりバスで数分、福島県立美術館は福島県立図書館と一続きの敷地に建てられています。今回の金曜ロードショーとジブリ展の期間中は入館日時予約制らしいのでこれから行かれる方はご注意を。

時代ごとに紐解くジブリ作品の魅力

※前半の展示は撮影NGでした

展示前半は、『金曜ロードショー』と『ジブリ作品』を、時代を追って振り返っていく展示です。

ジブリの作品は劇場に見に行ったものも多く、当時を思い出して懐かしく感じたり、関係者のコメントを読んで『そんなこともあったのか』と感心したり。その時代に流行した事柄についてもパネルとグッズの実物で展示されていて、『そういえばこんなものが流行ったな』といろいろ刺激される展示でした。

撮影可能コーナー

油屋

『千と千尋の神隠し』に登場する油屋。高さ3mの大型模型です。これは以前別のジブリ関連展示でも観たものかな?なかなか凝った作りで、照明・電飾で一日の時の移り変わりを表現しています。

ジブリ映画ポスタースタジオ

ジブリの人気作品のポスターと同じ構図の写真が撮れます。

千と千尋の神隠し』。

もののけ姫』。小道具としてサンの短剣が用意されています。

崖の上のポニョ』。バケツの中から顔をのぞかせて写真を撮れます。

いくつかのセットには撮影係の人がいるので、ソロ見学者でも主人公になりきってポスター風の撮影ができます。

音と光に包まれるジブリの幻燈楼

ジブリの幻燈楼。『ジブリの大博覧会』富山展のためにつくられた、影絵の原理で壁に様々なキャラクターを投影する大型装置です。トトロの猫バス、紅の豚のサボイア戦闘飛行艇、ポニョ、魔女などが次々に現れては壁を駆け抜けていきます。

金ローのフライデーおじさんも。

風の谷のナウシカ 王蟲の世界

次のコーナーは一転して不気味な雰囲気に…

ナウシカ』の腐海の蠧たちですね。造形作家・竹谷隆之氏の作品だそうです。

部屋の中央には全長数mにもなる王蠧。写真だとよく判りませんが一番高いところは人の背より高く、近くで見ると迫力がすごいです。

ときどき部屋の照明が落ち、眼がいろいろな色で発光する演出があります。

ARコンテンツもあったのですが、僕の型落ちスマホではまったく動かず…。

グッズ

展覧会の図録や関連グッズの他、ジブリ各作品の映画パンフレットも販売されていました。劇場公開が終わってしまうと後から入手するのは難しいものなので、手に入れ損ねた人には良いかも。

一通り見終わって出たら午後1時すぎ。午前中に入場したときよりロビーにいる人が減っていたような気がします。もしかして午前中より午後の速い時間帯の方が空いている…?

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