津和野城をはじめ、あちこち歩いて疲れてきたので、津和野景観保護地区中心部にある食堂・沙羅の木茶屋で地元料理ランチを。
うずめ飯 1,080円。うずめ飯とは津和野など島根県西部で食べられている郷土料理で、日本五大名飯の1つとして選ばれたこともあるそうです。
写真のトレーの右上にある米料理がうずめ飯です。一見、ワサビが乗っているだけのただの出汁茶漬けのように見えますが…
実はご飯の下に具が入っていて、かき混ぜるとみつば・しいたけ・人参・豆腐・のりなどいろいろ出てきます。この風変わりな盛りつけ方法については、『江戸時代の倹約令のもと、具が入っているのを隠した』と『具が粗末なのを恥じてご飯のそこに埋めた』というほとんど逆の二つの説があるそうです。
味はまぁ、見た目通り具だくさんなお茶漬けなんですが(逆に言えば変なクセもないので口にあわない人が少ないかも)、視覚的に面白いので島根県を旅行する機会があったらオススメです。うずめ飯本体だけではなく海老の天ぷら、刺身こんにゃく、玉子焼き、ひじきなど付け合わせ料理もついてこの値段ですからコスパも良いです。
沙羅の木 茶屋 (そば・うどん・麺類(その他) / 津和野駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
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