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広島へ出発~『大和』映画セット見学

日本三景の1つである【宮島】や広島市内の【平和記念公園】を、いつかは訪ねてみたいとは思っていました。
それを<今>にしたのは、尾道にある映画のセット…実物大で作られた【戦艦大和】のオープンセットを見るためでした。


【のぞみ】で東京を離れ、西へ。
約3時間半、福山で在来線に乗り換えて尾道へ。
尾道駅近くの桟橋からフェリーにのって対岸へ。
さらにシャトルバス…古びた路線バスのお下がりのようなバスだけど…にのって、セットが建設されている日立造船所向島西工場へ到着。
日立造船所・工場
巨大な造船所の屋根。
いまは休止中でひっそりと静まりかえっています。
建物の間を縫ってバスは終点へ到着。
かなり長い行列ができていましたが進みは早く、間もなく
大和セット・艦首
大和実物大セットの前に!
まずは艦首側から全景を眺められます。
写真は艦首の菊の紋章と旭日旗。
艦首側からセットの横を通って、第2砲塔横あたりから乗艦!
大和セット・前甲板
前甲板の様子。
建築基準法等の関係で艦橋は基部のみで上部構造物がなく、第1砲塔には砲身がありません。
が、とにかく大きい…。
大和セット・前甲板2
艦首に立って正面から見るとこんな感じ。
艦の幅の広さがよくわかります。
大和セット・機銃座
劇中でも何度も登場する機銃座。
この小さな銃座に何人もとりついて操作するんですよね…。
大和セット・機銃座を後から
そして後ろから見るとこんな感じ。
下はキャスターになっているようです。
さすが映画セット、画面に映らないところは取扱のしやすさを優先しているのですね。
大和セット・対空機銃群
艦橋より後、左舷の対空銃座群。
沖縄出撃時の大和は機銃だらけになっていたんですよね…。
シャッターが一部歪んでいるのは、爆撃でダメージを受けたという演出なのでしょうか、それとも長期間の屋外展示でセットが壊れ始めたとか…?
大和セット・後方から
というわけで実物大大和を堪能しました。
第三砲塔より後は作られていないため全長は本来の2/3ほどしかないのですが、それでも巨大さに圧倒されました。
取り壊してしまうのが惜しいように思えますが、もともと映画セットで強度も限界ということです。
日立造船所・ドック
セットの横には大型のドック。
撮影時にスタッフの控え室だった建物ではメイキングビデオや製作風景の写真の展示などがありました。
ラムネ味
大和に因んだラムネ味のアイスクリームがあったので1つ。
※大和艦内にはラムネ工場があり、乗組員に愛飲されていたそうです
~~
尾道フェリー
往復のフェリーはこんな感じ。
元々は地元の人の足なのでしょう、小さな船です。
乗ってから直接運賃100円を払うという形式。
フェリーといいながら自動車は乗るのかなぁ…。
自転車やオートバイで乗ってきた人は何人かいましたが。

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