小田急線の駅にあったチラシで【江ノ島灯籠2009】という催しがあるのを知り、ちょっと行ってみることにしました。
江ノ島にはまだ明るいうちに到着。
名物の生しらす丼で腹ごしらえ。
日があるうちに江ノ島の一番奧・岩屋まで移動。
まずは江ノ島神社の3つの宮を回っていきます。
独特な形の門をくぐって…
1つめ、辺津宮。
2つめ、中津宮。
中津宮と奧津宮の間は上り下りが多くてちょっと大変です。
奥津の宮。ここまでくればあと一息。
ここから岩屋までは急な階段なのですが、僕よりずっと若い人がみなゼーゼーハーハー言いながら上り下りしているのがなんとも…。
かなり大変なのは確かですが、そこまで息が上がるほどではないと思うのですが…。
というわけで日没時刻の岩屋前。
まだ空には明るさが残っていますが、急速に辺りは暗くなってきました。
稚児ヶ淵。
このあたりの灯籠はLEDを用いたものでした。
赤、青、緑、黄、紫…。
次々に色が変わっていきます。
夜の奧津宮。
かすかに鳥居のシルエットが見えます。
このあたりの灯籠は廻り灯籠でした。
描かれているのは『天女と五頭龍』の物語だそうです。
子供を喰らう五頭龍が、
天から舞い降りた美しい姫に出会って改心し、
その後はこの地を守護する龍となった…。
写真の灯籠は、天から姫が舞い降りる場面のようです。
江ノ島の2つの山の中間部から江ノ島展望台を見上げています。
展望台はLEDなど最新の照明によってライトアップされ、
右手奧へむかう道には灯籠が並んでいます。
このあたりはやや大型の灯籠です。
これが五頭龍でしょうか。
そしてこちらが天女…。
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今日は特別に、サムエル・コッキング苑や江ノ島展望台が20時まで営業しています。
多数の小型灯籠が並べられています。
展望台の方へ向かう道には、透かしの灯籠が並んでいました。
…植物園の中も歩いてみましたが真っ暗で何も見えません(笑)
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江ノ島展望台へ。
最上階から、対岸の藤沢市街。
さすが市街地、光が溢れています。
江ノ島展望台は灯台としての役割もあるので、夜景の中をぼうっと白い光の帯が回転しています。思ったより速く、どこまでも真っ直ぐで、見えているのに存在感のないものが目の前を横切っていくのが不思議な感じです。
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参道を下って駅へ。
参道の店はほぼすべて閉店していましたが、それぞれの店頭にも灯籠が飾られ、普段とは違った雰囲気をつくっています。
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今回は夕方からの訪問だったので、昼の江ノ島のレポートはまたいずれ。