二本松市歴史資料館

二本松城から駅に戻る途中、【二本松市歴史資料館】に寄りました。


二本松市歴史博物館.jpg
市立図書館の隣、駅から二本松城方面へ向かう坂を上り始めて間もなくの場所にあります。
二本松市歴史博物館前石垣.jpg
資料館玄関のそばにあるこの石積は、
二本松藩丹羽家上屋敷跡から出土した石垣の石材です。
上屋敷があったのは現在の東京都永田町。
衆議院議員会館建設の際に発掘調査が行われ、発見されたそうです。
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館内は撮影禁止なので写真はないのですが…
1階エントランスホールには【ちょうちん祭り】の山車?太鼓櫓?が飾られています。
ボタンを押すとお囃子が流れるという仕掛け。
予想外の大音量で流れ出すお囃子に少々気恥ずかしい思いをしてしまったり…。
歴史資料館といいながら、1階展示室は現代美術。
『智恵子を演じる女優の肖像画』など。智恵子本人ではないのがややこしい…。
2階へ行くと、こちらは歴史の展示なのですが…
猿人・原人の説明に始まって、たった2つの、それほど広くもない展示室で一気に幕末へ。
ある意味『超高速展示』。
メインは畠山氏の時代以降…まぁ当然ですが…。
鎧、刀、火縄銃など一通りありました。
#土曜日だというのに、僕が見かけた他の見学者はたった2人…
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展示解説のうち、印象に残った物を。
・二本松城の丹羽氏は赤穂藩の浅野氏と親戚関係があり、
松の廊下の事件を聞いて
『なぜ切った、切らずに突けば思いを遂げられた物を』
と悔しがったとか。
・二本松では藩兵の入隊に際して2歳サバを読んで良いという慣習があった。
戊辰戦争時、入隊制限を15歳まで引き下げたところ、サバ読みもそのまま引き継がれて
13歳の少年が隊士として出撃することになった、と…。
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二本松駅から福島を経由して、次は米沢へ向かいます。
その前に…。
そろそろ大穴の開いた歯をなんとかしておこうと、
福島や米沢で土日診療を行っている歯科をネット検索。
何か所かに電話したのですがどこも予約で一杯と断られ…。
とりあえず痛みは全くないので、応急処置は諦めてそのまま旅行続行。
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【二本松市歴史資料館】
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/kanko/kanko/meisho12.html
二本松市本町1-102
開館時間:9:30-17:00
休館日:水曜、祝日、年末年始、その他展示入替などの臨時休館
入場料:100円

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