首里の石畳を歩く

【おきなわワールド】から那覇バスターミナルまでは渋滞もなく、1時間ほどで到着。まだ飛行機の時間まではいくらなんでも余裕がありすぎ、という時刻に到着してしまいました。
もうちょっとおきなわワールドにいればよかったな、と今更思っても仕方がないのですが…。
首里城の南側(駅から見ると裏手)に伝統的な石畳が保存されている坂道があるというので行ってみる事にしました。


目的地は【石畳入口】バス停のすぐ近く、バス通りからひょいと横道に入ったところにあります。…というか、その横道自体が目的地なわけですが。
首里城の中でも見られた独特の石畳の坂道が100mほどの長さに渡って保存されています。
首里石畳・入口
この写真は【石畳入口】バス停付近で撮影したものです。
やや左寄り、赤い屋根の家の手前に、左下に向かって下っていく坂道があるのがわかるでしょうか?これが石畳道の入口です。
右寄りにも看板があるのが見えます。
首里石畳・一番上
入ってすぐ、坂道の一番上のあたりでは両側が遮られていますが、、、
首里石畳・石敢當
少し下っていくと店や民家が。
ここは地元の人の生活道路でもあります。
左手の家の前に小さな碑のような物が見えますが、これは【石敢當(いしがんとう)】という魔除けです。沖縄各地で大小様々な種類を見かけました。
首里石畳・金城村屋
半分くらい下ったところにある【金城村屋】
この写真を撮ったのは18時すぎなのでもう閉まっていますが、
日中は休憩所として開放されているそうです。
もともとここには良質な共同井戸があって、このあたりを通行する人や馬の水飲み場になっていたそうです。
首里石畳・一番下
写真を撮りながらのんびりと歩いてさえ、5分ほどで一番下までたどり着いてしまいました。出口も直接車道に開いていて風情もなにもあったものではないのですが…。
さて、出口付近にあった看板によると…
いま下ってきた坂の中ほどで枝分かれした道を進んだ場所に、国の天然記念物に指定されている【大アカギ】があるそうです。
帰りはそちらにも寄っていくことにしました。
首里石畳・大アカギ
これがその【大アカギ】
樹齢200年だそうです。
戦前、このあたりに多数自生していたアカギも戦火でほとんどが失われてしまったのですが、ここには6本の大木が残り、かつての沖縄の風景を偲ばせています。
周辺には拝所がつくられ(暗くなってきたので撮影失敗orz)、
さらに一番大きなアカギの幹を見ると…
首里石畳・大アカギのウロ
洞の中が小さな祠になっていました。
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ゆいレールのりおさめ。
空港へ向かいます。
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【金城町石畳道】

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