知床クルーズ!

ウトロ・停泊中のおーろら2.jpg
これが今回乗った知床観光船【オーロラ2号】。
491総トン、400名が乗れる観光船です。
砕氷装備もあり、冬期は流氷観光船としても運行しています。


往復で3時間45分という長時間の航行になる上に船内の売店ではパンくらいしか売っていないので、乗船前に弁当を購入する人が多いようです。
…でも観光船乗船受付の隣で売っているのはちょっと割高かも…。
知床クルーズ・崩れた岬.jpg
ウトロ港を出港して間もなく。
左の岩と陸地の間が低くなっているのは、元はトンネル状だったのが崩れたのだそうです。
知床クルーズ・フレペの滝(乙女の涙).jpg
【フレペの滝】、通称【乙女の涙】。
この滝は川から流れているわけではなく、地下水が断崖の割れ目から流れ落ちている物です。
これから観る風景の中では珍しく、地上からも観られるポイントがあるそうです。
知床クルーズ・ウトロ灯台.jpg
木の陰に隠れて見える【ウトロ灯台】。
知床クルーズ・湯ノ花の滝(男の涙).jpg
【湯ノ花の滝】、別名【男の涙】。
フレペの滝の少し先、出航から10分ほどで見えてきます。
地上からは観ることができません。
知床クルーズ・クンネポール.jpg
【クンネポール】
クンネポールとはアイヌ語で『黒い穴』を意味する言葉だそうです。
この付近にはこのような大きな洞窟がいくつもあります。
流氷の浸食によってできたものだそうです。
出航から10~15分あたりの位置に多数あります。
知床クルーズ・岩尾別.jpg
岩尾別川の河口付近。
ほとんどが断崖になっている知床半島のなかで数少ない平野部です。
知床クルーズ・五湖付近.jpg
出航から約30分。
浸食によって削られ垂直どころかオーバーハング状になった絶壁が見えてきました。
この岩壁のむこうあたりに知床五湖があるはずです。
知床クルーズ・カムイワッカの滝.jpg
【カムイワッカの滝】。出航から40分程の場所です。
温泉の滝として有名な【カムイワッカ湯の滝】とは別物で、
その下流に当たります。
知床クルーズ・カムイワッカの滝2.jpg
カムイワッカの滝の水は硫黄山から流れ出す硫黄分を含んでおり有毒です。
そのため、周辺の海の色が変わっています。
この毒性のため川には生物が棲むことができないことから
【カムイ(=神の)ワッカ(=水)】という名前がつけられたと考えられているそうです。
※時間はアバウトです。船なので海の状態によってもかなり変わると思います。

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