根室市街地
納沙布岬から根室市街へ戻ります。
またしてもこんな看板を目撃。
やはり根室の町と北方領土を切り離して考えることはできません。
市役所の駐車場に、当然のように停まっている除雪車。東京では除雪作業が必要になるほど積もることはほとんどありませんから、除雪車なんて見たことがありません。
昼食は根室名物のエスカロップで。
(詳しくはこちら)
釧路へ移動
食事の後は、正午過ぎの電車で釧路へ移動します。
根室駅前に到着。
左側の青みがかかった建物がJR根室駅、右側の白い建物は観光案内所とバスセンターです。
札幌からの高速バスも、納沙布岬への路線バスもここに発着します。もちろん今朝到着したのもここ。
観光案内所で100名城スタンプのNo.1 根室半島チャシ群 をゲット。
100名城最難関といわれたポイントを35個目にしてクリア…したのは、早いのか??
根室駅ちかくにある地図は、よくみると英語とロシア語で記述されています。
車両はこんな感じ
根室駅に発着するのは、2時間に1本・1輌だけのディーゼル車です。
中はこんな感じ。長時間乗る車両だけに、椅子の座り心地は東京都心の通勤車両よりも上です。発車間際の様子ですがご覧の通りガラガラ。鉄道の需要が低いんだなぁ…。
この地域では当たり前なのかもしれませんが、車内の冷房設備は扇風機しかありません。まぁ昨日函館・札幌が30℃前後の暑さだったの比べ、今日の根室は22℃程度。窓を開けていれば風が心地よく、過ごしやすい気温でした。
最東端の駅
JR根室駅は鉄道の有人駅としては日本最東にあります。ホームの端にはけっこう目立つ看板がありました。
根室を出発した電車が最初に停車するのが 東根室 駅です。無人駅も含めた全国の鉄道駅の中で最も東にあります。ホームからいきなり道に降りられてしまうという、非常に簡素なつくりの駅です。
ちなみに最西端の駅は、JRに限れば長崎県の 佐世保 駅、
私鉄も含めると同じく長崎県・松浦鉄道の たびら平戸口 駅、
モノレールも含めれば沖縄県・ゆいレールの 赤嶺 駅です。
佐世保駅は行ったことがあります。たびら平戸口駅はバスで近くを通ったことがあります。
赤嶺駅はゆいレールに乗ったまま通過したことならあります。
つーわけで、ま、一応日本の鉄道駅の東西両端をコンプリート。
電車が走り出してから気付いたので真ん中に写せませんでしたが…
やはりありました、『日本最東端の駅』の表示。
2時間半ほど走って釧路到着。
ここからバスに乗り換えて釧路湿原の方へ向かいます。乗り換え時間は5分。例によって全力ダッシュで駅ロッカーへ、荷物を放り込んだらバス停へ…
※改札、ロッカー、バス停がほぼ一直線に並んでいて良かった…。