高校の修学旅行の時、山陰巡りのコースだったにもかかわらず、鳥取砂丘はバスの窓から眺めるだけ…。
という残念な思いをして以来、ずっと
『いつかあの砂丘を自分の足で歩きたい』
と思っていました。
長い年月が経って…
砂丘に立ってるぜ!
どっちを見ても砂!
そしてその向こうには青い海!
天気も最高!
ちょっと暑いけど!
砂丘を歩く
意外に高低差があり、リフトを降りた地点からいったん25m下り、それから馬の背と呼ばれるまで25m上り、さらに海岸までいくなら50m下り。急なところでは傾斜30度以上、崩れやすい砂を踏みしめて歩くのは想像以上に大変でした。
日本にこんな場所があるんだ…。
馬の背の手前に、オアシスと呼ばれる大きな池?水たまり?があります。馬の背を超えればすぐ海なのですがこれは海水ではなく、雨水由来の淡水だそうです。さすがに舐めて確める勇気はありませんでした(笑
そもそもこのあたりは標高20mくらいあるので海の水が流れ込むことはあり得ません。
馬の背のてっぺんまで登ってきました。幸い天気がよく、海の色も鮮やかに見えます。
写真だと高低差がいまいちよく判らないのですが、海側50m、オアシス側25mも差があります。傾斜も急です。
馬の背からオアシスを見下ろしています。
人が写り込んでいる方が距離感や大きさが判りやすいでしょうか。
海側を観ると、沖に小さな島が見えます。
これが海士島、その形からくじら島ともよばれているそうです。
あまり人が通らず足跡がつけられていないあたりには『風紋』とよばれる縞模様が観られます。5~10m/sくらいの一定の風が吹き続けると、風に直交するように縞が出来るのだそうです。
ラクダに乗る
リフト乗降場にちかいあたりに、ラクダの試乗ができるコーナーがあります。1回1,300円。
ラクダは意外に背が高いので、このような階段を使って乗ります。
ラクダの背から。
ラクダは側対歩といって右前脚+右後脚、左前脚+左後脚がセットで動きます。そのため揺れ方が馬とはだいぶ違い、酔う人もいる…らしいのですが、僕は馬も乗ったことがないのでよく判りません。
まぁ幅50mほどの場所をゆっくり一周するだけなので、酔うことはありませんでした。
砂丘会館
時刻はそろそろ16時。まだ日は高いのですが、帰りの飛行機のために移動しなければなりません。
鳥取砂丘バス停近くにある砂丘会館。レストランや土産物店が入居しています。
帰りのバスまでの時間を過ごすにはピッタリ。
バスを待っている間に、鳥取砂丘会館内の売店にて砂丘サンデー450円。
鳥取県の名産品である梨のジュレ・砂丘の砂をイメージしたきなこ・ラクダ型のビスケットをトッピング。さっぱりした味でけっこう美味しかったです。
そしてバスに乗って鳥取駅へ。
今回の旅行はおわり、あとは帰り…
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