花道を通って舞台上へ。
舞台奧にある松の絵。
固い板壁ではなく布幕のようですね。
洋風の劇場で言えばホリゾントかな。
舞台上から見た上手袖。
2階以上のフロアがどういう使われ方をしているのかはよくわかりません…。
同じく下手袖。
下手袖にある階段、というかハシゴ。
3階以上の構造になっていることがわかりますが、残念ながら上には登れませんでした。
配置が現代の小~中規模のホールとよく似ています。
袖から見た舞台枠=プロセニアムアーチと客席。
舞台上の構造。
幕の裏手にもそれなりに広い空間があることが判ります。
…ということは松の絵はホリゾントという寄り中黒幕または引割幕なのかな?
そのまた裏手、同じフロアに楽屋が並んでいます。
囃子方部屋。
オケ奏者の楽屋ですね。
8畳しかないんですが、何人編成だったのでしょう?
頭取部屋。
囃子方の隣の、小さな部屋なんですが…
頭取ってなんだろう?舞台監督?演出?それとも劇場の支配人?
衣装方部屋。
10畳くらいあります。
このフロアの楽屋では一番大きい部屋だと思います。
床山部屋。
今風にいえばヘアメイク部ですね。
楽屋区画の2階にある大部屋。
主役級以外の役者の楽屋ですね。
古い日本建築なので狭くて急な階段を上ってくる必要があります。
2階の舞台側にも通路があります。
柵というか手すりが細い竹の棒1本だけでコワイのですが。
再び1階、楽屋番控。
楽屋番とは役者の世話や大道具小道具の管理をする人のことだそうです。
小道具部屋。
棚は昔からある物なのかな??
なんと!
楽屋の並びにある風呂まで見学することができます。
これは今も使われているのでしょうか?
少なくとも水道は昭和以降のもののようですが。
楽屋と舞台の間、下手寄りに地下へ降りる階段を発見!