【ねらわれた学園】みてきた

30年以上前の薬師丸ひろ子主演の映画はよくも悪くも角川映画だなぁ、と思った憶えが。
…超能力バトル物だということと、胸にでかい目玉のようなペイントをした悪役の印象ばかりが強く残っています（笑）
原作は未読です。

で、アニメ化は今回が初と言うことで、どうなっているかと思ったのですが…
舞台は現代に置き換えられています。
…というか、どうも旧作または原作の登場人物の子や孫の世代の話のようです。
全体的に雰囲気がふわっとした感じの作品でした。
物語の中心は超能力バトルでも学園支配の陰謀でもなく、主人公たちの淡い恋愛です。
それはもう、見ていてなんともむず痒くなってくるような。
気持ちは真っ直ぐなのにそれを伝えられない。
みんながどこか不器用で、それ故愛らしい。
最近はこういうのを観ては自分の中高時代を思い出して感傷に浸ることが多くなったな…。
キャストも主役二人はリアル10代。
演技力の面ではちょっとアレな部分もあるのですが、全体の雰囲気はよかったです。
アニメがキライでなければオススメ。