【ドラゴンタトゥーの女】観てきた

『だれがハリエットを殺した?』
ジャーナリスト・ミカエルは、スウェーデンを代表する大富豪ヴァンゲル家の当主ヘンリックから奇妙な依頼を受けた。それは40年前に失踪した少女ハリエットを殺した犯人を見つけ出して欲しいというものだった。
ミカエルは表向きヘンリックの伝記のための取材としてヴァンゲル家所有の島に逗留し、調査を始める。
しかし、ヴァンゲル家の人々はいずれもクセのある人物の上、調査に非協力的。
そこでミカエルは、かつて自分を秘密裏に調査したセキュリティ会社の契約調査員・リスベットを自分の助手として雇う。
ミカエルとリスベット、2人が探し出した事件の真相は…。


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ミステリというよりはサスペンス。
視聴者が探偵役のミカエルやリスベットとは別に推理を巡らせる余地はほとんどありません。
…というか登場人物が多すぎて名前を憶えきれない(苦笑
前半のリスベットの背景…後見人に性的暴行を受けるなど…の描写が長いように感じましたが、
中盤でリスベットとミカエルが合流した後はぐいぐいと話が展開していきます。
ラスト近く、殺人犯とミカエルの対決では観ているこちらまで心臓がバクバク!
ほとんど予備知識なしで観たので、真犯人はもちろんミカエルが最後まで生き残れるかどうかさえ判らないままで2時間ドキドキハラハラでした。
…どちらかというとシリーズ通して活躍しそうなのはリスベットの方なので…(苦笑
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冒頭では敏腕ジャーナリストとして描かれているミカエルが、命を狙われた事件を境にヘタレに。
エキセントリックな女として描かれているリスベットが、むしろ知恵も度胸もある頼れる相棒に。
…と、途中から立場が入れ替わってしまうのがちょっと可笑しかった。
リスベット!
クール!カッコイイ!おっとこまえ!
R15指定。
性的なシーンもですが、それ以上に『痛い』シーンがあちこちにあります。
そういう場面が嫌でなければ、オススメの作品です。
うーん、バレンタインデーに観る映画じゃなかった…か…?

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