福島の郷土料理をまったく食べていないなぁ、と探して、郡山駅ビル内にある もりっしゅ にたどりつきました。『日本酒バー』と名乗っていますが、福島の郷土料理がメニューにいろいろありました。
中央奥の碗は『こづゆ』500円。具だくさんな汁物です。しいたけの出汁が利いたあっさり目な味つけ。具は根菜やキクラゲなどでした。
手前の細長い皿は『つまみ三種盛り合わせ』490円。左から『いかにんじん（スルメイカと人参を漬け込んだもの）』『鰊の山椒漬け』『あぶくまの紅葉漬け（鮭を麹に漬けたもの）』。いずれも福島県の郷土料理です。
今回の福島旅行で最初にたどり着いたいわきは海が近く海産物も豊富ですが、郡山のような内陸では保存や輸送技術が未発達な時代には新鮮な魚介類を食べることが出来ませんでした。そこでこれらの料理のような保存性の高い魚介料理がに工夫されたとのこと。
只見ジンギスカンセット 1,260円。ジンギスカンというと北海道が有名ですが、会津地方の只見町でも羊肉がよく食べられているのだそうです。ちなみに只見へのアクセス経路であるJR只見線は2015年の台風で一部区間が通行止めになっていたのですが、復旧工事を経て2022年10月1日からようやく全線運転再開になりました。その記念ということで（？）
郷土料理をいろいろ食べてみたくてあれこれ注文していたら普段の夕食より少々高めになってしまいました。
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