…といってもオリンピックとはまったく関係なく。
いや最後の方で少しだけ関係あったのかな。
今日は、上野の国立科学博物館まで
【金GOLD 黄金の国ジパングとエル・ドラード展】
を見に行きました。
展示物はとにかく金!金です!
最初は金の物理的・科学的特性の解説展示。
同じ大きさのアルミ・銅・銀・金の塊を持って、金は密度が高いことを確かめるとか。
金は青い光を反射しないので黄色っぽく見えるが、金箔を透かしてみると青緑に見える、とか。
化学的に安定で、王水以外の酸に浸けても変化しない、とか。
次に、鉱物としての金。
今までに見つかった、自然の金塊でもっとも大きな物のレプリカとか。
本物は70kgとか書いてあったかな。1g=3000円くらいだから、、、
日本の金。
仏像の金。
中尊寺金色堂。
金閣寺。
秀吉の黄金の茶室。
金字で写経された巻物。
そして、エル・ドラード。
金細工の装飾品が多数。
耳飾り、胸飾り、首飾り。
人を象った物、動物を象った物、幾何学模様の物。
ひたすら金ピカなものを見て…
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最後の最後で、
水泳の北島選手がアテネで獲得した金メダルの展示。
どこかのTVの取材が来ていました。
男性レポーターがカメラに向かって喋っています。
『北島選手がアテネで獲得した金メダルを一目見ようと、
ここ、国立博物館には多くの人が詰めかけています』
…いや、別にそんなものをみにきたわけではないのだが。
と思っていたら、
博物館のスタッフらしい女性がツッコミを。
『国立<科学>博物館です。<科学>が抜けてましたよ』
はい、テイク・ツー。
ギャラリー苦笑。
その後も可哀想なくらいNG連発。
その度にカメラマン氏が見学者にむかって
『邪魔で済みません。次こそ終わらせますんで…』
と謝罪。
しかし、僕がその近辺をノンビリ見終わるまでには終わりませんでした。
10テイク以上やっていたようです。
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ミュージアムショップでは、
金箔入りのカステラだの金ピカのお守りだの、
およそ科学的ではない物が多数販売されていました(笑)
例によって今日の図録を購入。
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その後、もちろん常設展示も見ました。
あんなに混雑しているのは初めて見たなぁ。
僕が行くときはいつも空いている印象なんだけど。
夏休みということで子供連れが多かったですね。
あの子供達の1割でもいい、科学に対して興味を持ってくれるとよいのですが。