山形城一文字門付近より、さらに南側へ。
城内とは思えない、塔のある洒落た建物を見つけました。
城内地図によるとこれは【山形市郷土館】。
内部見学ができるとの案内板が出ていたのでそのまま突入。
これは明治時代に建てられた病院の建物だそうです。
この絵の人物はオーストリア人医師のローレンツ氏。
病院ができた当時、ここで近代医学教育に尽力した人物だそうです。
建物内は、1階の各部屋が展示室になっています。
#屋内展示品の撮影は不可だったので写真はありません
当時の医学関係者達の紹介、
当時の医療器具、
教育用の標本、
和風のタッチで描かれた皮膚疾患の解説…
(現代的なイラストに比べてリアルではないのがかえって気色悪い…)
なぜか初期から最近のものまで、胃カメラが何台も並んでいたり…。
塔の中も、2階までは上れます。
僕が言ったときは写真展示がありました。
建物は明治時代のままなのか展示室内に空調がまったくなく、汗をダラダラ垂らしながらの見学でした(笑)
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郷土館を出て少し進むと最初の体育館の前。
これで山形城内を一周したことになります。
先にも書いたとおり山形城は広い割には見学できる遺構や復元物が少ないのですが、20年後は本丸が復元されて大規模な歴史公園になるはず。
そのころまた見学に来たいと思います…ってそのころには僕は老人とよばれる年齢になっていますが…。
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【山形市郷土館】
山形県山形市霞城町1-1 (山形城内)
開館時間:9:00~16:30
休館日:毎週月曜
入館料金:無料(観光ガイド等には200円と記載されていますが、平成21年4月より無料になりました)