石割桜

龍泉洞からのバスは、15:30頃に盛岡市内へ。
終点の盛岡駅前まではいかず、少し手前の【岩手医大前】で下車。
そこから盛岡市内に点在するスポットを見ていきます。


まずは下車位置から歩いてすぐ、盛岡地方裁判所にある【石割桜】。
石割桜・案内板.jpg
このように案内板が出ているのですぐ見つかりました。
石割桜1.jpg
門を入ってすぐ、裁判所の前庭に大きな木が。
根本が確かに大きな石になっています。
石割桜2.jpg
この裁判所の敷地は、かつては南部藩家老北家の屋敷が有った場所なのだそうです。
庭石の割れ目(落雷により割れたという伝承も)に桜の種が飛んできて芽を出し、成長するにつれ割れ目をさらに広げていったものだと言われているそうです。
桜はエドヒガン、樹齢は360年以上、現在は高さ11m、幹の周囲4.6mまで成長。枝も16~17mの範囲に広がり、写真にあるとおり枝を補助木によって支えています。
石割桜・石の割れ目.jpg
石は花崗岩で周囲の長さが21mという大きな物。
見事に真っ二つに割れているのが判ります。
割れ目は現在もすこしずつ広がり続けているそうです。
大正12年、国の天然記念物に指定。
4月頃に来ればきれいに咲いている姿を見られるでしょう(近くの案内板には満開の姿の写真があります)…でもさすがにここでレジャーシートを敷いてお花見をするわけにはいかないでしょうね(笑)
~~
【石割桜】
岩手県盛岡市内丸9-1
盛岡地方裁判所構内
前庭だけなら日中は自由に入れるようです。

タイトルとURLをコピーしました