山寺(宝珠山立石寺)

まだ日没までにはかなり時間があったので、山形から電車で20分ほどの場所にある宝珠山立石寺・通称【山寺】へ向かいます。
その20分間で…。
車窓から見る景色が都市→田舎町→田園→山の中とみるみるうちに変化していきます。
山寺駅ホーム.jpg
そしてたどり着きました、【山寺】駅。


山寺駅ホームより.jpg
ホームから見る景色。
目の前に山。
山寺駅駅舎.jpg
駅舎の右側に展望台があります。
山寺駅前.jpg
駅前からは、山寺はほぼ正面。
写真中央部、山がV字型にくぼんでいるあたりの左側をよくみると…
山寺を駅より見上げる.jpg
拡大したものがこちら。
山寺の中でも一番有名な【五大堂】が見えています。
ものすごーく高い、険しい山のように見えますが、
これからあそこまで上って行きます。
山寺02対面岩.jpg
山寺02対面岩2.jpg
駅から山寺へ行くには、まず宝珠橋をわたって立谷川の対岸へ渡ります。渡ってすぐの位置にあるのが【対面石】。
慈覚大師が立石寺を開山するにあたって、宝珠山を住処とする狩人磐司と対面した場所だと言われています。
山寺坊主看板.jpg
山寺の登り口まではこのような案内板が。
えーと、駅から来ると突き当たりを右へ…
って、なんとも古いセンスの坊主のイラスト…。
山寺入口.jpg
駅から5分ほど歩いて登り口に到着。
山寺根本中堂.jpg
これが、最初に目にする立石寺関連施設の【根本中堂】。
慈覚大師が国家安泰を護る根源の道場として建てたもの。
みな山の方に興味が向いているのか素通りしてしまう人が多く…。
山寺03清和天皇御宝塔.jpg
ふもとの見所その1。
【清和天皇御宝塔】
立石寺はもともと清和天皇の勅願で開山され、保護されていたんですね。
そのため崩御の後、ここに宝塔を建てて供養したものです。
山寺03芭蕉句碑.jpg
宝塔のすぐ近くにある松尾芭蕉の句碑。
有名な、
『 閑さや 岩にしみ入 蝉の声 』
が刻まれています。
もう少し進むと日枝神社があります。
立石寺の守護に、山王権現を祀ったのが始まりだそうです。
山寺ご神木.jpg
日枝神社の御神木、巨大なイチョウの木です。
山寺亀の甲石.jpg
【亀の甲石】。
硬貨に名前を書いて供えると延命・長寿の霊験があるのだそうです。
山寺松尾芭蕉像.jpg
松尾芭蕉(左)と弟子の曾良(右)の像。
中央の石碑は、またしても『閑さや岩にしみ入る蝉の声』の句。
山寺登山口.jpg
そしてようやくたどり着きました、参道入口。
ここから最上部まで1000段と少し、頑張って登ります!

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