話題の映画、【逆転裁判】を観てきました。
いやー。
なんだこりゃ。
思いっきりおバカ（誉め言葉）な映画です。
ゲームボーイの人気ゲームを原作とする劇場映画。
まぁ原作がやや低年齢向け？で、もともと設定にはかなりムリがあるのですが、
実際の裁判とくらべてどうこう言うのはヤボというものでしょう。
キャラクターの再現度は無駄に高いです。とくに御剣！
ただ、漫画チックな人物画をそのまま実写にしてしまったので…なんというか、映画というよりコスプレショーを見ているような気分にもなってきます。
傍聴人のエキストラの衣装もかなり吹っ飛んでるんですが…あれはゲームでもあんなでしたっけ？
というかゲームではモブキャラはほとんど描き込まれていなかったような気もするんですが。
証拠を『くらえ！』とか、無罪判決が出た時の紙吹雪とか、かなりしょーもない部分まで再現。
ストーリーは…ゲームをやったのがずいぶん前なのでうろ覚えなんですが…
シリーズ第1作の事件を拾って全体を1つの大きな事件としてうまく再構成してある感じです。
『なぜ弁護士が証拠保管庫に忍び込んだのか？』
『てゆーか証拠品勝手に持ち出しちゃいかんだろ』
『大切な証拠品を放り投げちゃダメだろ（一応、空中でスキャンするという設定はあったようですが）』
等々、ツッコミどころは山のようにあるのですが。
まぁ、その辺は気にしないことにして。
原作ゲームが気に入った人なら面白いと思います。
…それとも、ゲーム版に入れ込みすぎて『こんなの逆転裁判じゃない！』と文句を言うかな…原作物の宿命ですが。
